M・ジョレンテFW起用のアトレティコ、再開初戦で勝ちきれず。3試合連続ドローで浮上チャンスを逃す

【欧州・海外サッカーニュース】アトレティコ・マドリーは、ラ・リーガ再開初戦でビルバオと引き分けた。

アトレティコ・マドリーは14日、ラ・リーガ第28節でビルバオとのアウェー戦に臨んだ。

ここまで勝ち点45で6位に位置するアトレティコと、勝ち点37で10位のビルバオが無観客のサン・マメスで相まみえた。ジョアン・フェリックスを出場停止で欠くアトレティコはお馴染みの4-4-2で、中盤にコケ、トーマス、サウール、カラスコを起用。シメオネ監督はジエゴ・コスタの相棒に本職セントラルMFのマルコス・ジョレンテを配する布陣で臨んだ。

12分にジョレンテのスルーパスから抜け出したカラスコが、わずかに枠をはずれる際どいシュートを放ったアトレティコだが、ここから攻撃が停滞。試合を支配し始めたビルバオは、34分に決定機を演出する。左サイドからムニアインが上げたクロスに正面のイエライがバックヘッド。このシュートがゴール右隅を捉えるが、驚異的な反応を見せたオブラクのビッグセーブに遭った。

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それでも、37分にはビルバオがオブラクの牙城を崩す。ユーリが左サイドから入れたグラウンダークロスに正面のムニアインがアウトサイドでトゥーキック気味にシュート。これがネットを揺らし、ムニアインの今季5ゴール目でビルバオが先手を取った。だがアトレティコは直後に反撃。正面でコケのスルーパスを受けたジエゴ・コスタが冷静にGKとの一対一を制す。ジエゴ・コスタの第9節以来となる今季3ゴール目でアトレティコが追いつく。

迎えた後半、ジョレンテがボールキープ力と推進力を見せるなど一定の機能性を発揮したアトレティコ。シメオネ監督は63分、ジエゴ・コスタ、カラスコ、トリッピアーに代えてモラタ、レマル、アリアスを投入する3枚替えを敢行する。さらに68分にはジョレンテを下げてアンヘル・コレアを送り出す。