リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、物議を醸すジャッジについて皮肉な反応を示している。
30日に行われたプレミアリーグ第34節で、リヴァプールはホームでトッテナムと対戦。15分までに3得点を奪ったものの、後半アディショナルタイムで同点に追いつかれる。それでも試合終了間際にディオゴ・ジョタが決勝点を決め、4-3で激戦を制した。
しかし、この試合では物議を醸す場面が発生。ジョタとオリヴァー・スキップがルーズボールに反応した際、ジョタのハイキックがスキップの頭に直撃。後者は頭部から出血したまま交代することとなった。ジョタにはこのプレーでイエローカードが提示されたが、一部では退場になるべきだったとの声も上がっている。トッテナム暫定指揮官のライアン・メイソン監督も「明らかなレッドカード。説明を求める」と不満を爆発させていた。
そしてクロップ監督は試合後『BBC』の取材に応じ、同場面についての見解を語った。
「それは理解できる。ただ、ライアンは他のことを気にしなければならない。トッテナムは素晴らしいチームだから、もっと良いサッカーをしなければならない。カウンターアタックだけでなく、あのチームでもっと良いサッカーをしなければならない」
「ディオゴ・ジョタは足を高く上げているが、頭を狙ってはいない。オリヴァー・スキップがレッドカードをもらっていたかもしれないと聞いたよ。そのことについても話しはしたのか? ディオゴ・ジョタをピッチから追い出したいのであれば、他のことを心配すればいい」




