ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、レアル・マドリーMFエデン・アザールについて語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。
ローマ以前にも数々のビッグクラブを率いてきたモウリーニョ監督は、2013年からはチェルシーでアザールを指導。その後、2015年末に解任され、翌年にマンチェスター・ユナイテッドへと移った。
チェルシー時代のエースについて、モウリーニョ監督は「ひどいトレーニングをしている素晴らしい選手だ」と評して以下のように才能を評価した。
「彼は毎朝ピッチに立っているが、あまり取り組んではいない。トッププロフェッショナルだったらどんな選手になっていたことか想像させられる」
一方で人間性については非難せず。ただ練習態度のみが褒められたものではないと伝えている。
「だが素晴らしい男なんだ。家庭的な男で、今時の選手には彼のような人間はいないよ。とても物静かで、家族や子供、両親のことばかり考えているんだ。とても静かな生活を送っている」
「だが、朝ピッチに立つとあまり仕事をしない。彼のプレーを見ていると、天性の才能が発揮されている。1週間の取り組みの成果ではなくね」
アザールは2019年夏にチェルシーから鳴り物入りでレアル・マドリーに完全移籍。しかし、レアル・マドリーではこれまで期待された結果を残すことができていない。
「彼がレアル・マドリーに移籍した時は常にトップでいなければならないという大きなプレッシャーを感じるだろうと思っていたが、バロンドールを受賞するだろうとも思っていた。だって彼はすごいんだから」
モウリーニョ監督から期待を寄せられているアザール。今後、レアル・マドリーで真価を発揮することはできるのだろうか。
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