リヴァプールのユルゲン・クロップ監督に長期の出場停止処分の可能性が浮上している。
30日にプレミアリーグ第34節、リヴァプールはトッテナムと対戦。開始15分で3点をリードするも、後半アディショナルタイムに同点に追いつかれる苦しい展開に。それでも、終了間際にディオゴ・ジョタが劇的な決勝点を決め、4-3で激戦を制していた。
試合後、クロップ監督は主審ポール・ティアニー氏と「因縁がある」とし、厳しい判定を受けていたこという主張を展開。この発言に対し、プレミアリーグの審判協会であるプロフェッショナルゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド(PGMOL)は声明を発表し、クロップ監督の非難を真っ向から否定している。
『The Times』はクロップ監督のティアニー主審に対するコメントで起訴された場合、その懲戒記録の悪さが、リヴァプール監督への長期追放に貢献しそうだと報道。今季、既に11月のマンチェスター・シティ戦でファウルに激昂したことでFAから処分を受けているクロップ監督の長期出場停止の可能性を示唆している。
現在4連勝でCL権と勝ち点差6の5位に浮上しているリヴァプール。逆転する奇跡を起こそうという大事なシーズン終盤だが、指揮官が不在となる痛手が起こりうるかもしれない。


