Kaoru-Mitoma(C)Getty Images

2度目の大金星へ…三笘薫、スペイン戦の重要性を説く「自分たちの現在地を測るうえでも絶好の相手」

日本代表FW三笘薫が30日、練習後の取材に応じた。

日本代表は27日、カタール・ワールドカップ・グループE 第2節でコスタリカと対戦。試合は後半に失点して0-1と敗戦。決勝トーナメント進出は、12月2日に行われる3戦目のスペイン戦次第となった。

グループE初戦ではドイツ代表相手に2-1と劇的な逆転勝利を収め、国内外から絶賛を集めた日本代表。しかし、現在1勝1敗で最終節のスペイン戦を迎えることになる。

三笘はスペイン戦について「ドイツ戦と同じような展開になると思うんで、我慢しないといけない展開になると思います」と分析。「なるべく失点をしないようにってところは思ってます」と守備での警戒心を強く持つことを伺わせた。

相手の右サイドバックにはレアル・マドリーDFダニ・カルバハルやチェルシーDFセサル・アスピリクエタと名手が揃っており、難敵と対峙することに。同状況には「世界的に見てもなかないいない、全てのクオリティが高い選手」と評価。しかし、「自分の特徴を出せればチャンスはあると思いますし、駆け引きしながら周りとの連携もしながら、コスタリカ戦のような形に何回か仕掛けれればってところはイメージしています。そういったところでゴールにつなげれるプレーをしないと」と強気の姿勢を見せた。

主将の吉田麻也は昨日「明日の試合が日本サッカーの将来を左右する」と話し、スペイン戦の重要性を強く訴えた。三笘にとっての、同試合への思いを口にした。

「そんな簡単にグループリーグ上がれるほどのレベルの大会じゃないです。ドイツに勝ちましたけど、コスタリカに負けて、自分たちの現在地がどういうところなのかっていうのを測るうえでも絶好の相手ですし、ここで勝てないと上に行けないっていうのは素直に感じています」

「素晴らしい相手と真剣勝負ができるっていうのを楽しみにしつつ、ここで勝つことで日本のサッカーのレベルが上がると思います」

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