セリエAは22日に第36節が開催され、ユヴェントスとエンポリが対戦した。
同試合中に衝撃のニュースが走ったユヴェントス。一時保留となっていた財務違反の処分が決定。ユヴェントスは勝ち点10剥奪となった。
試合開始直前にこの処分が下されたユヴェントスは、その影響もあってかまさかの4失点大敗。試合前には2位に位置づけていた順位は4位ミランと勝ち点5差の7位に転落している。
試合後、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は取材に応じ『ガゼッタ』で「選手たちはベストを尽くした。アリバイにはならないが、試合開始直前に勝ち点10の剥奪をつけられたことは、少なくとも情状酌量の余地がある」と勝ち点剥奪についてコメントした。
「試合前は2位だったのが、気がついたら10ポイントも下になっていた。セビージャ戦で敗退し、今日も勝ち点10を奪われた。これらは正当化できるものではないが、状況は異常である。にもかかわらず、チームは61ポイントを獲得しているんだ」
「この1年間、常にアップダウンがあってとても疲れた。そして、我々はフィールドでベストを尽くしたし、選手たちをを責めることは何もない」
しかし、この状況に対してまだ諦めていないことも言及。ミランとの勝ち点差をひっくり返してのチャンピオンズリーグ出場へ意気込んだ。
「我々はもっと引き締めなければならないし、勝ち点6を獲得できる。日曜日にはACミラン戦があるのだから。奇妙な状況だった。試合前に判決が出た。スタートはうまくいっていたのに、2失点してしまった。だからといって、精神的な崩壊を正当化することはできない。いろいろなことを話すことはできるが、黙って、負けを受け入れるしかない」


