セルティックの現地メディアが、ワールドカップ（W杯）の日本代表のメンバー選考について報じたようだ。
20日に開幕するW杯に向け、日本代表が26人の最終メンバーを発表。シャルケに所属する主将のDF吉田麻也やフランクフルトで躍動するMF鎌田大地、アーセナルで主力として活躍するDF冨安健洋、レアル・ソシエダのMF久保建英らが順当に名を連ねた。
一方、当落線上とみられていた選手では主にヴィッセル神戸FW大迫勇也、ウニオン・ベルリンMF原口元気、セルティックFW古橋亨梧、同MF旗手怜央らが外れている。
セルティック2選手の選外について、現地メディア『The Celtic Star』は「今朝のビッグニュース、セルティックのスター古橋亨梧と旗手怜央が、ワールドカップの日本代表最終メンバー26人から外れた」と驚きをもって報道。
同メディアは「キョウゴは今シーズン10試合に出場して8ゴールを挙げ、レオは国内外で中盤の名手として活躍しているが、監督は今回、彼らを選ぶことが正しい選択とは思えなかったようだ。今年はやや低迷していたダイゼン（前田大然）を招集したことを考えると、実に奇妙なことだ」と、セルティック3選手に対するメンバー選考について疑問を呈した。
「セルティックサポーターの多くは、セルティックのスター選手が一人しか選ばれないとしたら、キョウゴではなくマエダであることに驚くことだろう」
「そして、もしセルティックでのこれまでの3人のパフォーマンスを評価するならば、キョウゴとハタテの2人はダイゼンよりもインパクトがあったと評価されるに違いない」
前田大然の選出については、「もしかしたら日本は、前田大然のペース（走力・足の速さの意）を生かしたいのだろうか？」と考察している。
日本代表は今後、17日に大会前最後となる国際親善試合でカナダと対戦。W杯のグループステージでは初戦のドイツ戦（日本時間23日22時）を皮切りに、コスタリカ（同27日19時）、スペイン（同12月2日4時）とそれぞれ対戦する。