Jun-Ichimori(C)Getty Images

ビッグセーブ連発も後半ATに失点…横浜FM、GK一森純はチームへ警鐘を鳴らす「いつ失点してもおかしくなかった」「変わらないと勝っていけない」

明治安田生命J1リーグは15日に第21節が開催され、横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦した。

2017年から6年に渡り優勝を独占してきた神奈川勢。強烈なライバル関係としてJの頂点を争い続ける横浜FMと川崎Fの"BIG神奈川ダービー"が行われれた。

試合は両チーム共にストロングを前面に出していく、激しい展開に。交代を駆使しながら、攻守の入れ替えの激しい目まぐるしい状況は終盤まで続く。すると後半AT、大南がエリア内で抜け出した折り返しを車屋が押し込んでついに均衡が破れた。

この劇的弾で試合終了の笛。"BIG神奈川ダービー"は川崎に軍配が上がっている。

試合後、インタビューに応じた横浜FMのGK一森純は「前半からエリア付近での寄せであったりっていうのは、やっぱり甘くて。簡単に入られるシーンっていうのが多く、いつ失点してもおかしくないなっていう状況はあったと思います」と、PKセーブやビッグセーブ連発でチームの危機を救い続けたものの、試合内容に対しては消化不良であったことを明かした。

「最後にそれ(いつ失点してもおかしくない状況)が出たっていうのは、町田戦(天皇杯で敗戦)も含めてやらせてはいけないところでキーパーとしてはまだまだ修正しきれていなかった。それで勝ち点を失ったっていう認識をしています」

一森は最後に、公式戦3戦勝ち無しからの脱却に向けてチームへ警鐘を鳴らし、意識の改善が必要だと口にしている。

「中断に入りますけど、 この負けを本当に重く受け止めて、自分たちから変わらないと勝っていけないっていうところを再認識して、自分の弱いとこに打ち勝ちながらやっていきたいと思います」

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