ジュビロ磐田は6日、渋谷洋樹監督が2022シーズンをもって、契約満了により退任することを発表した。
磐田は昨シーズンにJ2優勝を果たして昇格。しかし、今シーズンは成績が振るわずに最終節を残して最下位が確定し降格が決定。クラブ史上3度目となる、1年でJ2へ逆戻りとなっていた。
渋谷監督は、大宮アルディージャやロアッソ熊本の監督歴任。今季から磐田のヘッドコーチに就任し、シーズン途中に伊藤彰監督が契約解除となったことで監督に就任した。「J1残留」を掲げるも、低迷は続きJ2降格となった。
退任にあたっての渋谷監督のコメントは以下のとおり。
「契約満了に伴い今シーズンで監督を退任することとなりました」
「まず初めに、2022年のジュビロ磐田に関わるスポンサー、パートナーの皆様方、クラブスタッフ、育成、普及スタッフの皆様を含め、クラブに関わる全ての方々に支えていただいたことを大変感謝しております」
「昨年、J2優勝、J1に昇格し、今シーズンはJ1でたくさんの勝利をし、上位で戦い続けるというチームの目標を掲げてきました。しかし結果が伴わず、監督交代となってからもJ1残留を目指して一戦一戦全力で戦って参りましたが、降格という厳しい結果となり責任を感じています。皆様の期待に応えられず大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「その苦しい厳しい状況下でも選手、スタッフが一丸となって日々練習に励み、準備を怠らず戦ってくれたことに感謝します」
「また、シーズンを通してなかなか勝利を届けることができない中でも、たくさんの応援をいただき選手の背中を押してもらい、最後まで共に戦い抜いてくれたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しかありません。これからも引き続きたくさんのご声援の程宜しくお願いいたします」
「伝統、歴史あるジュビロ磐田で監督をし、素晴らしい選手、最高のスタッフと仕事ができたことは私の財産です。ありがとうございました」
「最後にこれからのジュビロ磐田の発展と躍進を祈っております」
