元イタリア代表のロベルト・バッジョ氏が、18日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、過去にJリーグからオファーが舞い込んだことなどを語った。
現役時代にフィオレンティーナやユヴェントスなどで活躍し、2004年にブレーシアで現役生活を終えたバッジョ氏。今シーズンのセリエAが開幕するにあたり、元イタリア代表FWは現役の選手たちをうらやましく感じている。
「私はカルチョをプレーするのが本当に大好きだった。まだプレーできる選手たちが絶対的にうらやましいよ。時々、ボールを操っていた時の喜びを思い出すことがある。それからトレーニングの後の疲労感もね。あれは努力した後に感じられる達成感であり、気持ち良いものだった」
続いてバッジョ氏は、今夏の移籍市場を席巻するサウジアラビアの“爆買い”について問われると、自身の現役時代を振り返った。当時、日本から破格のオファーが舞い込んだが、2002年日韓ワールドカップ(W杯)でのイタリア代表への招集を重視して断りを入れたことを明かした。しかしバッジョ氏は、ジョヴァンニ・トラパットーニ率いるイタリア代表メンバーから落選している。
「私ならサウジアラビアからの天文学的なオファーを受けるかどうか? それはわからない。私は現役時代にスペインや特に日本から重要なオファーを受け取ったことがある。しかし私の頭の中には、イタリア代表のことがあった。常にアッズーリのユニフォームを獲得するために、イタリアに残りたかったんだ。そう、私は日本へ行きたかったんだ。2002年のW杯でね」
またバッジョ氏は、まもなく開幕する今シーズンのセリエAに見解を示した。
「優勝候補をいまから当てるのは難しい。すべてのチームが補強を行ったが、特にミラノ勢は大きく変わったね。だがチームとしてまとまるまでに時間が必要になるだろう。ナポリは連覇を目指し、ユヴェントスはリーグ戦に全力を注げるアドバンテージを活かしてリベンジに臨むだろう。どのようにスタートを切るのかが重要だ。昨シーズン、ナポリは良いスタートを切ったことで、自信を持って戦い続けることができたからね」
