元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは、引退後の人生を歩み始めることを楽しみにしているようだ。
インテル・マイアミに所属する34歳のイグアインは17日、ニューヨークで行われたメジャーリーグサッカー(MLS)プレーオフ・第1ラウンドで、がニューヨーク・シティに0-3で敗戦。
今シーズン限りでの引退を表明していたイグアインにとっては、この試合がキャリアラストマッチに。試合後、涙を流しながらフィールドを後にした。
試合後の記者会見でイグアインは「仕事として一番好きだったものが終わってしまったような気がした。それは僕の人生の半分で、僕のキャリアな、17年半を過ごしたよ」と振り返った。
「今までのキャリア全てが頭に浮かんできた。自分が生きてきたこと、働いてきたこと、経験してきたこと、そして今日まですべてを出し切ったからこそ、とても幸せな気持ちで帰る。それが一番大事なことだ」
「夢は終わり、新たな人生が始まる」
イグアインはレアル・マドリーやナポリ、ユヴェントスで活躍。アルゼンチン代表でのゴールを含め、キャリア通算364ゴールを記録した。
イグアインは、今後若手選手のメンタルヘルスのコーチになることを検討中であることを明かし、このスポーツに関わり続ける可能性を示唆した。
「精神的な健康の重要性が十分に強調されているとは思わない」
「特にサッカーの世界で、若い人たちを助けたいんだ」
