バルセロナがフレンキー・デ・ヨングの売却に迫られる可能性があるようだ。『Goal』の取材で明らかになった。
2019年夏に7500万ユーロと報じられる移籍金でアヤックスからバルセロナに加入したデ・ヨング。以降、エルネスト・バルベルデ監督、キケ・セティエン監督、ロナルド・クーマン監督の下、主力の1人としてプレーするなど、クラブの将来を背負う選手の1人と期待される。
しかし、スペインの名門は現在、新型コロナウイルスのパンデミックが原因で深刻な財政難に。選手やスタッフは減俸を迫られ、仮に2021年夏に契約満了を迎える最高給取りのリオネル・メッシが退団したとしても、収支バランスを整えることは難しいと考えられている。
大きな決断に迫られるバルセロナは、アンス・ファティやマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、アントワーヌ・グリーズマン、デ・ヨングといった人気銘柄を売却すれば莫大な資金が手元に残ることを認識する模様。そして、現状の財政面を理由に、このうちの1選手を市場に出す決断を来年1月の選挙で就任する新会長が下す可能性がある。
そんな中、23歳のオランダ代表MFに強い興味を持つクラブが判明。『Goal』と『SPOX』の取材によれば、バイエルン・ミュンヘンが獲得に手を挙げるようだ。
昨シーズンに3冠を達成したドイツのクラブは、アヤックス時代からデ・ヨングの獲得を目指したと報じられており、選手側もバルセロナとの二択で同クラブ行きを検討した模様。実際、2018年には現在ユヴェントスでプレーするマタイス・デ・リフトとともに“良好な”会談を行ったこともわかっていた。また、スポーティングディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は同選手の代理人との接触を現在も続けているようだ。
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