元イングランド代表FWダニエル・スタリッジが、愛犬捜索の際に約束していた金額を支払っていないとしてロサンゼルス裁判所に下された債務不履行判決に反論したと『スカイスポーツ』が報じた。
昨年10月にトルコのトラブゾンスポルを去ったスタリッジは、FAの賭博規制違反で4カ月の出場禁止処分を受け、2020年3月から試合から遠ざかっていた。そして現在はオーストラリアのパース・グローリーでプレーしている。
事件が起こったのは2019年7月。ロサンゼルス滞在中に空き巣に遭い、その際に愛犬が行方不明となった。スタリッジは3万ドルの懸賞金を提示してルッチくんの捜索をSNS上で呼びかけると、フォスター・ワシントン氏が愛犬を発見していた。
しかし、ワシントン氏が約束していた金額を支払っていないとして訴訟を起こした。ロサンゼルス裁判所はスタリッジに対し、3万ドルの損害賠償と85ドル(約9700円)の費用をワシントン氏に支払うよう命じた。
元リヴァプールのストライカーはこの件に対してSNS上で反論。報奨金を支払わなかったという主張に対して「クリスマスに真実を知ってもらいたいだけだ!」と題し、25日にTwitterで報酬をすでに支払ったと主張した。
「僕の犬を見つけた『少年』と会い、報酬を支払った。盗まれた犬を取り戻した僕同様、少年も大喜びだった。僕は彼と一緒に写真を撮り、ルッチ(愛犬)が戻ってきたときの様子をビデオと音声で記録している」
「クリスマスの日に強盗の出来事を思い出さなければならないのは屈辱だ。他人が自分の私利私欲のために利益を得ようとしているんだ。もう一度、少年に感謝したい。これは2年半前のことで、クレイジーな24時間だった。ルッチが僕たち家族のもとに戻ってきたことにとても感謝している」
一方、裁判を起こしたワシントン氏は1年以上この件を追及しており、スタリッジに「失望させられた」と感じていると話した。「彼が支払いを済ませ、控訴しようとしないことを願うよ」と『PA』に語った。
「私は1年以上この事件と戦ってきたので、もう終わってしまうなんて信じられません。犬を見つけたとき、私の人生はより良いものになると思ったんだ」
LAでラッパーとして活動するワシントン氏は自身のTwitterで「私と私の甥が犬を見つけたが、大した報酬はもらえなかった」。「実際のところ、犬を見つけたのは私ではなく11歳の甥だった」などとも投稿しており、真相はより混沌と化してしまった。


