元バルセロナDFダニエウ・アウヴェスが、古巣について言及した。
現在サンパウロに籍を置く37歳のD・アウヴェスはカタルーニャメディア『RAC1』に対して「バルセロナに戻りたかったが、彼らは僕を必要としなかった」と数年前の出来事を振り返った。
「2016年にバルセロナを去り、ユヴェントスへと移籍した。その1年後、バルセロナへと戻るために動いたんだよ。ユヴェントスではまだまだトップレベルでできることを示したと自負していたからね」
「だけどバルセロナには、僕を再び迎え入れようとする選択肢はなかったようだ。そのボールさえバルサは持っていなかったんだよ。もし彼らが僕を必要としてくれていたら、喜んでバルサに戻ったんだけどね。自分にとってバルサは大好きなクラブだから」
バルセロナは10月27日にジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の辞任を発表した。今季のロナルド・クーマン体制は苦戦続きとなっており、チーム不動の軸だったリオネル・メッシも契約を更新せず、今季限りでバルセロナから去るのではとの見方が強い。
2008年~2016年までバルセロナでプレーしたD・アウヴェスは、低迷している古巣の現状に続いて、次のような見解を示した。
「バルセロナのスタイルは少なからず変化している。クラブはチームとしてのアイデンティティを徐々に失い、今ではその回復に向けて動くべきプロセスに突入していると思うよ。それはとても難しいことなんだけどね」
「ビジネス面でいろんなことが先行する組織となりつつある。チームは過渡期を迎えていて、選手の入れ替えは避けられない状況かもしれない。ただし、そうすることでクラブとしてのアイデンティティも失われるんだ。今のバルセロナは厳しい問題に直面していると思う」
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