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新型コロナウイルスの潜伏期間、PCR検査までの流れを陽性のJリーガーが報告

新型コロナウイルスに感染し、その後に2回のPCR検査で陰性判定となったことで4月17日に退院したセレッソ大阪GK永石拓海が、初期症状などの詳細を自身の『ツイッター』で報告した。

潜伏期間・症状

3月22日の食事会に参加した友人がコロナに感染

永石は「あくまでも、個人的なものではありますが、少しでも不安な方々の助けになればと思います」と前置きし、症状を報告。「(3月)26日の夜になかなか寝付けない寝苦しさを覚えたのが、始まりでした」という。そこから、27日に参加した練習で「身体も普通に動きました」という永石だが、「朝起きた時に、顔が赤くなっていたのを記憶しています。日焼けのような感覚でした。そして練習が終わり、食事をしましたが日頃はかなりの量の食事を摂るのですが、この日からは、『ほんの少しだけしかいらない。』という風に食欲不振になりました」という。

さらに練習から帰宅後に、「激しい悪寒」「身体の倦怠感」「喉に軽い違和感」「軽い咳」「頭痛」の症状が出たという永石。28日の夜には37.9度の発熱があったとのことだ。29日の朝には平熱に戻ったとのことだが、その頃から「嗅覚異常を感じ始めました。いつもより匂いが弱く感じました」とのこと。

さらに、「味覚異常もありました。いつもの味がしないな、という感じです」という状態だった永石は、30日には「少しずつ、食事ができるようになりました」という一方で、「この辺りから痰絡みの咳が出るようになりました」「寝るときに鼻は詰まっていないのですが、鼻呼吸が出来ずに何度も驚いて目を覚ましました」「深く呼吸すると肺に違和感もありました」といった症状があったとのこと。

その後、永石は31日に大阪市内の病院でPCR検査を受け、4月1日に陽性反応が出たと報告を受けたとのことだ。4月3日に入院してからも、「嗅覚異常の症状は長く続きました」という永石は、最後に約2週間の入院後に退院できたことを受け、医療従事者の方に「本当に心強かったですし、感謝の気持ちで一杯です。医療従事者の方々だけでなく、日常を維持する為に多くのエッセンシャルワーカーの方々が今日もリスクを背負い、働いてくれています。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。

コロナ陽性までの経緯

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オフだった3月22日に友人3人と食事。24日から27日の間は体温も36℃台(25日:36.4℃、26日:36.6℃、27日36.8℃)で、通常通りトレーニングに参加していたが、28日に体温が37.9℃に上昇。食欲不振と倦怠感を訴え、自宅待機となっていた。

翌29日に36.7℃まで下がったが、22日に食事した友人の1人より、自身が新型コロナウイルスの陽性反応が出たとの連絡を受けていた。31日に大阪府内の病院にてPCR検査を実施した結果、4月1日に陽性が出たことが判明した。(クラブ発表)

【まとめ】サッカー選手が訴えた新型コロナウイルスの症状とは?頭痛、発熱、呼吸困難、味覚・嗅覚異常まで…

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