マジョルカは6日のコパ・デル・レイ決勝アスレティック・ビルバオ戦をPK戦2-4で落とした。ハビエル・アギーレ監督は、PK戦で優勝を逃した悔しさと、チームに感じる誇らしさについて語っている。
前半にMFダニ・ロドリゲスが先制点を決めたマジョルカだが、後半立ち上がりにFWサンセトに同点弾を決められ1-1で120分間を終えると、PK戦でシュートを2本外して敗北。2003年以来となる通算2度目のコパ制覇はならなかった。
アギーレ監督は試合後、PK戦が運の要素を多分に含んだ決着のつけ方であり、“コイントス”で負けたようなものとの見解を示している。
「全マジョルキニスモ(マジョルカ主義)がそうであるように、残酷だと感じているよ。素晴らしいコパで幸せな結末を迎えることができなかった。今回のPK戦ではコインの裏が出てしまったということで、それ以上の感想は何もない。これだけ泳いで、泳いだにもかかわらず辿り着かなかった。しかし私は、絶対的な誇らしさだって感じているんだ」
「試合直後、選手たちに伝えたこと? 『顔を上げろ』と言ったよ。『私たちは家族だ。私たちは持っているものをすべて出し尽くしたんだ』とね。チームにはもう何も残っていなかった。私たちはその“持っているもの”によってラ・リーガ1部でプレーし、コパ決勝まで到達し、PK戦に思いを込めることができたんだ。PK戦は技術的なものでもあるが、しかし感情的かつ運もかかわってくる。足を滑らせたり、蹴り損なったり、GKがコースを的中させたり……今回はPK戦を練習していたのだがね」
「私は勝つよりも負ける方がずっと多い。それでも自分の家族がPK戦で苦しむのを見れば胸が苦しくなる。もう、次のレアル・マドリー戦のことを考えようと思う。どのように今回の一戦を乗り越えるかをね。自分のことを厳しく責めてはいけない。人生とはこういうものなんだ。ファンには感謝を伝えたい。彼らはこの敗戦を背負って仕事に行くわけだが……しかし私からは、このチームが敗北の価値を高めたのだと言わせてもらいたい。しみったれた結論かもしれないが、本当にそう思っているよ」
アギーレ監督とマジョルカの契約は今季限りとなっているが、ファンは契約の延長を求めている。
「私はラ・リーガだけ集中している。今はマドリー戦、セビージャ戦、カディス戦が控えていて……残留すること、良い形でシーズンを終えること以外は考えていないよ」
マジョルカはラ・リーガ第30節終了時点で、勝ち点31で15位に位置。降格圏18位カディスとは勝ち点6差となっている。




