チェルシーは、ブライトンMFモイセス・カイセドの獲得交渉から撤退する可能性があるようだ。
ブライトンでプレーするカイセドは、昨季中盤だけでなく様々な役割をこなしながら公式戦43試合に出場。クラブ初のヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献するなどロベルト・デ・ゼルビ監督率いるチームの快進撃を支え、世界中からそのパフォーマンスは絶算されている。
そして今夏の去就も大きな注目を集めており、これまでチェルシーが最も熱心な関心を見せ、本人も移籍に前向きだと複数メディアで伝えられていた。
しかし『ガーディアン』紙によれば、カイセドを狙うチェルシーはブライトンの要求する移籍金1億ポンド(約183億円)の支払いを望んでいないという。ブライトン側は、今夏アーセナルとウェストハムの間で成立間近に迫るデクラン・ライスの総額1億500万ポンド(約192億円)という移籍金を考慮し、要求額を設定したようだ。
だがチェルシーは、ブライトンの要求額を支払うつもりはない模様。また、昨季ブライトンへレンタルさせていたレヴィ・コルウィルを取引に含めるつもりもなく、8000万ポンド(約146億円)に近い金額で交渉を続けていると伝えられている。
一方でチェルシーは、セルタMFガブリ・ヴェイガの獲得にも興味を示しているようだ。マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンなどとの争奪戦が予想される21歳MFだが、セルタとの契約解除金は3440万ポンド(約63億円)に設定されており、交渉を予定しているようだ。




