セルティックは19日、国際親善試合で横浜F・マリノスと対戦した。
2022-23シーズンに国内3冠を達成したスコットランドの強豪がジャパンツアーで来日。2022シーズンの明治安田生命J1リーグ王者の横浜FMと激突する。
注目のスタメンには、旗手怜央ら日本人選手が4人名を連ねることに。昨シーズン得点王に輝いた古橋亨梧はベンチからのスタート。岩田智輝と前田大然は古巣と顔を合わせる。
試合は合計10発が生まれる乱打戦に。6-4でJリーグ王者の横浜FMがスコットランド王者のセルティックを逆転で下す。セルティックは日本人5選手全員が出場。前田は古巣相手に前半だけでハットトリックの活躍を見せている。
試合後、セルティック指揮官のブレンダン・ロジャーズ監督が記者会見に応じ、試合を振り返っている。
「今日の試合というのは、本当に良い練習、エクササイズになったと思う。対戦相手はリーグの半分以上戦っているチーム。そういう相手と試合をするというのは、いつもチャレンジングなこと。そうした中でも、非常に良いゴールもあった」
「今日、勝つという結果は優先順位が高くない。現状を知り、こうした中で改善をしていって、実際に勝ち負けが問題になる時に、しっかりと戦えるようにするということが大事だ」
また、ハットトリックを決めた前田については「ダイゼンは本当に類稀なパフォーマンスを今日見せてくれた。非常に運動量も多かった。あと1、2点入れられるようなプレーだったと思う」とコメントしている。
最後に、対戦相手の横浜FMの中で印象に残った選手やプレーがあったかという質疑については、選手を特定しての言及は避けたものの、チームに対しては称賛の言葉を残している。
「個人的な選手の名前を挙げるというよりも、チーム全体としては、本当に良いチームだと感じた。だからリーグでも好調なのだろうと思った。魅力的で攻撃的なサッカーをするし、非常にシステマティックなプレーもしていた」