バルセロナは12日にスペイン・スーパーカップ決勝レアル・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したハンジ・フリック監督は、準決勝アトレティック・クラブ戦(2-0)でGKイニャキ・ペーニャをベンチに座らせた理由が、遅刻であったことを認めている。
アトレティック戦で、フリック監督は常々正GKと攻撃してきたペーニャではなく、GKヴォイチェフ・シュチェスニーを起用。かつてDFジュール・クンデにしたように、練習やミーティングに遅刻したペーニャに対するペナルティーが理由とされてきたが、実際にそうであったようだ。
フリック監督はスペインが、母国ドイツに比べて時間にだらしないとの見解を示している。
「スペインのメンタリティーは異なっているようだ。遅刻があったのはこれで3回目だよ。彼らはプロのフットボール選手なのだから、時間はしっかりと守らなくてはいけない。特別な試合に臨むなら、しっかりと準備をしなくてはいけないのだから。ペーニャは、ベンチに座らせる以外の選択肢がなかった」
「(ミーティングには)時間前にやって来ることができるし、そうすることには何の問題もないんだよ」
フリック監督はまた、レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールについても言及。先のラ・リーガ第12節延期分バレンシア戦で一発退場となった同選手は、4試合ではなく2試合の出場停止処分となったために、処分が適用される大会がラ・リーガだけとなり、今回のクラシコには問題なく出場できることになった。
「スーパーカップに彼がいるのはいいことだ。誰もが最高の選手たちを目にすることを望んでいるのだから」
「この試合はクラシコであり、スーパーカップの決勝だ。勝利することができれば、残りのシーズンに向けて自信を得ることができる」
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