バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、欧州スーパーリーグ(SL)構想について言及した。
イングランド、スペイン、イタリアの12チームにより、新コンペティションが立ち上がるアイデアとして具体化していたが、非難が殺到。すでに8チームが離脱を公表しており、立ち消えとなる可能性が高いとされる。
だがバルセロナのラポルタ氏は、このアイデアが必要だと説いている。『TV3』に対して語った。
「このアイデアはまだ有効だし、実際にフットボール界にはこのリーグが必要なんだ。ビッグクラブは多くの収益を生み出している。当然、その上で発言権だったりある程度の見返りが必要なはずだ。だが現時点でそのようなメリットは一切ない」
「我々はUEFA(欧州サッカー連盟)との対話を常に受け入れている。それはフットボールを良くするため、素晴らしいものにするため、望んでいるからこそのことであり、当たり前なことだ」
「我々は需要な投資を行い、多くの給与を支払っている。フットボールがスペクタクルであり続けるためには、このクオリティを維持するため、我々の提案は受け入れられるべきだと思う」
まだ欧州SLからの離脱を明言していないクラブは4つある。そのうちの一つであるバルセロナは、果たしてこのアイデアを突き通すつもりなのか、多くの賛同が得られていない中で、今後どのような方向性を見出すのか、引き続きその動向が注目される。
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