Gerard Pique Barcelona Dinamo Kiev Champions LeagueGetty Images

バルセロナ、CL第3節で初得点&初勝利!ピケが前半にゴールを決めて逃げ切り勝ち…グループリーグ敗退回避に光明

バルセロナは20日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループE第3節、本拠地カンプ・ノウでのディナモ・キエフ戦に臨み1-0で勝利した。

第1節バイエルン・ミュンヘン戦、第2節ベンフィカ戦をそれぞれ0-3で落とし、クラブ史上初のCLグループリーグ敗退の可能性がささやかれるバルセロナ。週末にレアル・マドリーとのクラシコが控えているとはいて、この試合では勝利を手にする以外の選択肢が存在しない。クーマン監督はGKテア・シュテーゲン、DFミンゲサ、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、MFフレンキー・デ・ヨング、ブスケッツ、ガビ、FWデスト、ルーク・デ・ヨング、メンフィスをスタメンで起用している。

前半、バルセロナはボールを保持してディナモ・キエフを押し込み続けたが、そこまで効果的な崩しを見せることができない。唯一効果性を感じさせたのは、前試合バレンシア戦と同じくジョルディ・アルバが深みを取ったとき。そうして38分、今季CL初得点でもある待望の先制点が、この左サイドバックの左足から生まれている。18番が上げたクロスから前線に上がっていたピケが滑り込みながら右足でボールに合わせ、ネットを揺らしている。

バルセロナは1点をリードしたまま前半を終え、クーマン監督はハーフタイムにミンゲサ&L・デ・ヨングを下げてコウチーニョ&アンス・ファティを投入。前半にイマイチだった選手たちを交代させてリードを広げたかったものの、チャンスを創出できぬまま時間を過ごすことになる。ディナモ・キエフにワンプレーで1点でも返されたら致死的な状況の中、クーマン監督は69分にガビをセルジ・ロベルトに代え、そして75分にはメンフィスを下げてアグエロもピッチに立たせた。

しかし、その後もバルセロナのパフォーマンスはそこまで改善されず、追加点を奪うことはかなわない。それでもディナモ・キエフの攻撃に苦しむこともなく、最後まで1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。今季CL初勝利のバルセロナはディナモ・ザグレブ(勝ち点1)を抜いてグループE3位に浮上し、暫定ながら首位バイエルンとの勝ち点差を3、2位ベンフィカとの勝ち点差を1に縮めている。

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