日本代表DF吉田麻也がクロアチア戦を振り返った。
5日に行われたカタール・ワールドカップ ラウンド16で日本はクロアチアと対戦。
前半終了間際に日本が前田大然の得点でリードするも、55分にイヴァン・ペリシッチが同点弾を挙げて延長戦へ。その後、試合は動かず、今大会初となるPK戦に突入。
クロアチアGKドミニク・リヴァコヴィッチが3つのPKを止めてクロアチアが日本に勝利した。
試合後、取材に応じた吉田が死闘となったクロアチア戦について言及。開口一番「悔しいです」と話し、「明日もみんなで練習したかったし、少しでも長くこのチームでやりたかったんですけど、しょうがないですね」と悔しさを滲ませた。
記者から、こんなに近くまで来ても超えられないベスト8の壁について問われると、暫く黙り込んで黙考した吉田。「また日本サッカー全体で次の4年間でそこをどうやって超えていけるか考える戦いが始まるんじゃないですかね」と答えた。
今大会では守備陣の活躍が目立った日本代表。若い守備陣の台頭について、以下のように口にしている。
「これからサッカーは変わっていくので。間違いなくインテンシティーはどんどん高くなっていく。その中で強いチームは一人で個で守れる選手が増えているので、そのあたりが求められていくなかで冨安(健洋)とか板倉(滉)とか伊藤洋輝とかがやっていかないといけなくなってくるんじゃないかなと思います」
「(そこに吉田は?)僕はもう、そこには(笑)今後についてはゆっくり考えます」
