クロアチアの現地解説陣が、日本代表を評価したようだ。
5日に行われたカタール・ワールドカップ ラウンド16でクロアチアは日本と対戦。
前半終了間際に日本が前田大然の得点でリードするも、55分にイヴァン・ペリシッチが同点弾を挙げて延長戦へ。その後、試合は動かず、今大会初となるPK戦に突入。
クロアチアGKドミニク・リヴァコヴィッチが3つのPKを止めてクロアチアが日本に勝利した。
現地の番組では、解説を元ディナモ・ザグレブ監督のイリヤ・ロンチャレヴィッチ氏が務めた。同氏は試合後、「勝利に喜ぶのは難しく、試合そのものは見るに耐えないもので、面白くもなんともなかった」とクロアチアへ厳しい評価を下した。その様子をクロアチア『HRT Sport』が伝えている。
「結果は祝福されるべきものだろう。圧倒的に結果が大事ではあるが…」
「(GK)リヴァコヴィッチがPKをうまく守ったのは当然だ。日本のメンタルセットは、彼とは比べものにならなかった。彼はそれだけでなく、冷静さ、効率、読みのよさを持っている」
「日本は素晴らしいディフェンスを成し遂げた。勝てばそう言えたが、クロアチアが辛うじて勝利にたどり着いた形だ。あともう少しだった」
