6月のリーガ・エスパニョーラ再開が議論も…レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモス「深刻さはまだ身近にある」

【欧州・海外サッカーニュース】レアル・マドリー（リーガ・エスパニョーラ）に所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、リーグ再開に向けて新型コロナウイルスに関するガイドラインを遵守することの重要さを語った。

レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、タイトルへの意欲を示しつつも現状について冷静にコメントした。スペイン『アス』が伝えている。

世界中で21万7000人以上の死者を出している新型コロナウイルス。リーガ・エスパニョーラも中断に追い込まれているが、トレーニング再開が近づいているとされ、シーズンも6月に再開する可能性があると報じられている。

中断前の時点でリーガ・エスパニョーラでは2位、チャンピオンズリーグ（CL）ではホームの決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、マンチェスター・シティ戦を1-2で落とし、逆転突破がかかるレアル・マドリー。主将を務めるS・ラモスは、タイトルに飢えていると口にした。

「誰もが健康を危険にさらすことはない。僕は試合に復帰し、プレーして、ラ・リーガとチャンピオンズリーグを戦うのを楽しみにしている。タイトルでシーズンを締めくくることに飢えているけど、まずはすべてを把握している人々が適切な決定をするのを待たなければならない」

スペインでは23万2000件以上の新型コロナ症例が報告され、死者も2万3800人を超える。特に深刻な被害が出ている国の1つとなっており、S・ラモスは再開が近づくなかでも政府の指示に徹底的に従うべきだと訴えた。

「僕らはまだ、すべてがすでに一定の基準に達したと考えることはできない。問題の深刻さはまだ身近にある。科学者たちにワクチンを見つける時間を与え、このウイルスを終わらせるためにも、ガイドラインを遵守しないと」