Ángel Torres, GetafeGoal

健全経営のヘタフェ会長「レイオフ実施のクラブが補強できないこと願う。それでヘタフェの選手を買うなどナンセンス」

新型コロナウイルス禍でも健全経営を続けるヘタフェのミゲル・アンヘル・トーレス会長は、スペインのレイオフ(一時解雇)、ERTEを実施したクラブがこの夏に選手補強に動くことへの嫌悪感を表している。

ラ・リーガの複数のクラブは、新型コロナウイルスの感染が拡大していった中でERTEを実施。バルセロナ、アトレティコ・マドリー、バレンシアはクラブ職員たちを一時解雇、一方でコーチングスタッフ&選手たちを減給として、エスパニョールやアラベスなどはコーチングスタッフ&選手たちにERTEを適応して一時解雇としている(一時解雇となった労働者は、これまでの給与の70%をスペイン政府から補償される)。

こうした状況に声をあげたのが、ヘタフェのトーレス会長だった。ヘタフェはERTEを実施しないばかりか、今季の年間シート所有者に来季の年間シートを無料で提供する施策も発表。トーレス会長のワンマン経営で知られるマドリードのクラブは、この混沌たる状況で胆力が際立っている。

以下に続く

そんなトーレス会長はスペイン『ラディオ・マルカ』とのインタビューで、財政的に困窮しているためにERTEを実施したはずのフットボールクラブが、今夏に補強へと動くことは「ナンセンス」であると断言している。

「スペインにおいて、ERTEを実施したクラブが選手を補強できないことを願っている。ERTEを実施したにもかかわらず、2000万ユーロの移籍金でヘタフェから選手を奪い去っていくことがあっていいのかね? そんなものはナンセンスでしかないよ」

「私たちヘタフェは債権者集会を開くことも、ERTEを実施することもなく、選手たち、財務省にはきっちり金を払っている。もし金がなければ、私が払わせてもらうよ」

なおERTEを実施したクラブは労働省、財務省から監査が入ることになり、今後の補強が完全に禁じられることはないまでも、少なからず影響を受けるとみられている。

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