JリーグYBCルヴァンカップのプレーオフステージ第2戦が26日に行われ、プライムステージ進出4チームが決定した。
札幌と磐田の一戦は序盤に試合が動いた。札幌は5分、福森晃斗の左CKが右に流れ、早坂良太が拾うと、グラウンダーのクロスを送る。するとアンデルソン・ロペスがPA右で収めて中へラストパス。これに鈴木武蔵が右足で合わせてホームの札幌が幸先良く先制した。さらに10分には、PAで磐田のハンドを誘発。PKを得ると、A・ロペスが冷静に決めていきなり2点のリードを奪った。
一方の磐田は21分、エレンが左からクロスを送った際に札幌の早坂の腕に当たったとしてPKを獲得。これをロドリゲスがゴール左に沈めて1点差とした。それでも突破へ2点が必要な磐田は必死にゴールを目指すが、札幌の守備陣を崩し切れず。第2戦は2-1で札幌が勝利。2戦合計4-2で8強入りを決めた。
第1戦を落とした仙台はホームに名古屋を迎えた。仙台は68分にハモン・ロペスがGKとの1対1を制してゴールしたかに見えたが、無情にもオフサイドの判定。しかし85分に道渕諒平がドリブルで仕掛けて左足一閃。これが決まり、仙台が第2戦を1-0で勝利したが、第1戦を2-0で勝利していた名古屋が、2戦合計2-1とし、プライムステージ行きの切符を手にした。
G大阪はホームにJ2の長崎を迎えた。アウェイでの第1戦で大量4得点を奪い、アドバンテージを得て迎えたG大阪は、後半には好調の食野亮太郎も出場したが、結局得点は生まれず。長崎は87分に島田譲が一矢報いると、終了間際には畑潤基が決めて1点差に詰め寄ったが、反撃もここまで。第2戦は長崎が2-0と勝利したが、2戦合計を4-3としたG大阪が突破。2014年以来5年ぶりの優勝へ、まずは準々決勝へ駒を進めた。
C大阪とFC東京の一戦は、後半にスコアが動いた。第1戦を0-1で落としていたC大阪は62分、途中出場したばかりの清武弘嗣がスルーパスを送ると、柿谷曜一朗が抜け出してPA左からグラウンダーのクロスを供給。これにリーグ戦でも好調なブルーノ・メンデスが流し込んで先制。2戦合計スコアをイーブンに戻した。
その後もC大阪が押し込む展開。しかし75分、FC東京は大きな1点を獲得する。中盤での混戦から、安部柊斗のパスをフリーで受けた矢島輝一が、右足を振り抜いて同点に。試合はそのまま終了。貴重なアウェイ弾を奪ったFC東京が2戦合計2-1とし、粘るC大阪を振り切り、プライムステージ行きの切符を手にした。
プライムステージは、準々決勝の第1戦が9月4日(水)、第2戦が9月8日(日)に行われ、勝者は、10月9日(水)と13日(日)に開催する準決勝へ駒を進める。決勝は10月26日(土)に埼玉スタジアム2002で実施。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場のため、グループステージを免除されていた川崎F、浦和、広島、鹿島の4チームに、プレーオフステージを勝ち上がった札幌、FC東京、名古屋、G大阪、の4チームがトーナメント形式で激突する。
なお、プライムステージの組み合わせは、7月28日(日)のオープンドローで決定する。
■第2戦試合結果
札幌 2-1 磐田(札幌厚別)
仙台 1-0 名古屋(ユアスタ)
G大阪 0-2 長崎(パナスタ)
C大阪 1-1 FC東京(ヤンマー)
■2戦合計スコア
★札幌 4-2 磐田
仙台 1-2 名古屋★
C大阪 1-2 FC東京★
★G大阪 4-3 長崎
★プライムステージ突破
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