Igor Tudor Marseille Ligue 1Getty

鎌田大地所属ラツィオの新指揮官決定!昨季マルセイユをリーグ3位に牽引したトゥドールと2025年までの契約締結

ラツィオは、イゴール・トゥドール監督の就任を発表した。

2021年に指揮官に就任したマウリツィオ・サッリ監督の下で昨シーズンにはセリエA2位と大躍進したラツィオ。しかし今シーズン、鎌田大地を獲得したチームは序盤から低調な戦いを続ける。チャンピオンズリーグではラウンド16までコマを進めるも、11日の1-2で敗れたウディネーゼ戦まで公式戦4連敗を喫して9位に沈むなど難しい状況に陥っていた。

現状を受け、ウディネーゼ戦の翌日にサッリ監督はラツィオ首脳陣に対して辞意を表明。クラブのクラウディオ・ロティート会長は、同指揮官が自らこのポストから離れることを予期していなかったものの、この決断を受け入れて、新指揮官探しを開始したと伝えられていた。

そして18日、ラツィオは当初から後任の有力候補の1人に挙がっていたトゥドール監督が新たに就任したことを発表。『スカイスポーツ・イタリア』などによると、両者は1年間の延長オプションが付帯する2025年夏までの契約を結んだようだ。

現役時代にクロアチア代表やユヴェントスなどでプレーしたトゥドール監督は、2013年からクロアチアやギリシャ、ガラタサライなどのトルコのクラブを経て、2018年からは2期にわたってウディネーゼを指揮。その後、2021年から1シーズンにわたってエラス・ヴェローナを率いた後、2022年にはマルセイユの指揮官に就任し、チームをリーグ・アン3位に導く手腕を見せて高く評価されていた。しかし、わずか1年でクラブから退任し、昨夏にはさまざまなクラブからの関心が届くも、現在に至るまで無所属の状態が続いていた。

なお、トゥドール監督の初陣は30日にホームで行われる古巣ユヴェントスとの一戦となる。

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