2020-12-02 Liverpool KLOPP Caoimhin KelleherGetty Images

指揮官クロップ、アヤックス戦抜てきの22歳GKケレハーを称賛「彼にとって最高の夜」

リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップが、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を喜んだ。

CLグループリーグ第5節でアヤックスと対戦したリヴァプール。58分にMFカーティス・ジョーンズが先制ゴールを決めると、CLデビュー戦となった22歳のGKクィービーン・ケレハーの活躍もあり、1-0で勝利。勝ち点3を奪取したリヴァプールが、1試合を残して16強進出を決めた。

試合後の会見で指揮官クロップは「アヤックスとのオープンゲームでこのような結果は本当に良かった。素晴らしいゴールを決め、全力で守った。とても満足している」と語っている。クラブ公式メディアがその言葉を伝えた。

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「カーティスのゴールは良かったね。ネコ(ウィリアムズ)からのクロスはゴールに直接向かっていたものではなかったし、相手GKも対応が難しかった。だいたいあの弾道のクロスはそのまま流れてゴールキックになりがちだが、カーティスがしっかりファーに飛び込んだね」

この試合では、正GKアリソンが筋肉系の負傷でメンバー外に。22歳のケレハーを代役として起用したが、指揮官は次のように抜てきの理由を語った。

「今日はケレハーを使ったが、彼は素晴らしいクオリティを見せてくれた。もちろん、アドリアンはこれまでも多くのクリーンシートを見せてきたし、スーパーカップ決勝などでも良い仕事をしてきた。でも今夜はケレハーを信じて起用した。彼はトップでその位置に値するからね」

「彼は本当に良いシュートストッパーなんだよ。アヤックスにプレスを仕掛けるうえで、最終ラインとの間にスペースが生じるという注意点もあった。だが彼はそのスペースの使い方も良かったし、素晴らしいセーブも見せてくれた。おそらく彼は今夜、充実感に包まれてぐっすり眠るか、興奮してまったく眠れないかのどちらかだろう。でもケレハーにとって最高の日になったということは確かだね」

そして指揮官は決勝トーナメント進出を喜びながらも、チームの状態や過密日程に懸念を示している。

「第5節を終えてトップの位置を決めたことは本当に良いことだ。次の試合までの間隔は先週に比べて緩やかになり、2日ほど空いた。ただ、チーム全体が万全なわけではないから、明日以降も選手たちの状態を確認しなくてはならないね。勝ち上がりを決めたことは良かったが、満員のアンフィールドでサポーターたちとその瞬間を分かち合えないことが残念だよ」

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