女子ワールドカップ(W杯)が20日に開幕し、初戦でザンビアと対戦する日本代表について、『Bwin』イタリア版サイトが特集記事を組んだ。
9大会連続9度目のW杯に挑むなでしこジャパン。グループCでスペインやコスタリカ、ザンビアとの対戦に臨む。アフリカ勢との初戦が22日に迫る中、イタリアのサイトは「ザンビア対日本…グループC初戦は日本が有利」との見出しでスポットライトを当てた。
特集では「この勝負は日本が文句なしに有利だ」と2011年の世界王者の優勢を指摘。「だが、直近の親善試合で強豪国を相手にも対抗できる力を明確に示したチームに注意を払わなければならない」と述べ、先月30日にスイスと3-3で引き分け、今月7日のドイツとの親善試合で3-2と勝利を収めたザンビアも手ごわい相手であることを強調した。さらにザンビアは「攻撃的なサッカーを展開し、相手にチャンスを許すこともあるが、具体性を持ったチームだ」と紹介している。
一方、日本については、直近の4戦で3勝を収め、14日のパナマ戦では5-0のクリーンシートで大勝するなど「安定したチーム」であると指摘。それ以前は連敗もあったが、「米国やブラジル、スペインなどトップクラスの相手であり、僅差だった」と綴った。
また、日本とザンビアにとって「スペインやコスタリカも同居するグループで最善のスタートを切るために重要な一戦となる」との見通しを語り、「過去に対戦経験はないが、素晴らしいショーになるだろうことは本当に約束されている」との見解を示した。
