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中国戦決勝点も忘れない貪欲さ…日本代表FW大迫勇也「僕もヴィッセル神戸で結果を出さないと呼ばれない」

カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の中国代表戦で決勝点を決めた日本代表FW大迫勇也だが、2点目を奪えなかったことを課題に挙げている。

日本は8日、カタールのドーハで中国と対戦して1-0で勝利。立ち上がりから日本が押し込む展開が続くと、40分に伊東純也のクロスに飛び込んだ大迫が決勝点を奪取した。

試合後のメディア対応を行った大迫はまず「あれだけ相手が引くと我慢が続くと考えていましたが、相手の方があの状況はしんどかったと思います。焦らずチャンスをしっかり決め切ろうとだけ考えていました」と得点シーンを振り返る。

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とはいえ、日本は後半に入っても終始優勢を保ったが追加点を奪うことはできず。大迫は得点を重ねられなかったことが「課題であることは間違いない」と認めたが、一方で10月に予定されている次戦のサウジアラビア代表戦に向けて「相手にプレッシャーをかけられると思いますし、この勝ち点3はポジティブだと思います」と収穫も強調した。

今夏にヴィッセル神戸に完全移籍加入し、活躍の場を欧州から日本に移した大迫。次の代表活動までに約1カ月間の間隔が空くが「僕も神戸で結果を出さないと呼ばれないという危機感を持ちながら、自分のプレーを出していきたいと思っています」と、まずは自チームでの戦いに集中する姿勢を示している。

日本の攻撃を長年けん引してきたエースは今回も結果を残したが、さらに貪欲に牙を研ごうとしているようだ。

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