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41歳イブラヒモヴィッチが現役引退を発表「お別れを言うときが来た」

ミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチが現役引退を決断したことを発表した。

イブラヒモヴィッチは先日、今季限りでミランを退団することを発表。来季以降の去就に関しては不透明となっていたが、最終節エラス・ヴェローナ戦後にセレモニーを開き、現役引退を発表した。

イブラヒモヴィッチはセレモニーの中で「初めてミランに着いたとき、俺に幸せを、2度目は愛を与えてくれた。心からファンの皆さんに感謝したい。両手を広げて歓迎し、家にいるように感じさせてくれた。俺はずっとミランファンだ。サッカーに別れを告げるときが来たのであって、皆に別れを告げるときではない」と話した。

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これまでアヤックスやユヴェントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドなど数々のビッグクラブでプレーしてきたイブラヒモヴィッチは、2020年1月にロサンゼルス・ギャラクシーから古巣のミランに復帰。40歳を過ぎた中で常に万全の状態とはいかなかったが、ピッチ内外でチームに影響を与え、昨シーズンには11年ぶりのセリエA制覇に貢献した。

だが、今季は度重なるけがに悩まされ、公式戦先発は1試合にとどまった。3月にはリーグ史上最年長ゴールとなる今季唯一の得点を決めたが、4月にふくらはぎを負傷し、最後まで復帰できずにキャリアを終えることになった。

なお、イブラヒモヴィッチはキャリアを通じて493得点をマーク。セリエAでは通算283試合で156ゴールを記録し、外国人選手としては最多の記録となっている。

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