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Ange-Postecoglou(C)Getty Images

トッテナム指揮官が自チームに憤慨…温厚なポステコグルーを激昂させた理由が判明か。現地記者指摘「スタッフがシティに負けるジョークを…」「負けて喜ぶという考え方にショック」

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アンジェ・ポステコグルー監督の腸が煮えくり返った要因をトッテナムの番記者が指摘したようだ。

14日に行われたプレミアリーグ第34節延期分で、マンチェスター・シティと対戦したトッテナム。わずかに残るチャンピオンズリーグ出場権獲得のためにも勝利が絶対条件だったものの、後半開始早々にアーリング・ハーランドに先制点を献上。終了間際にはPKから2失点目を喫してゲームセット。今季の5位以下が確定した。

この試合はキックオフ前から物議を醸す状況だった。最終節を前に同じロンドンを拠点とする宿敵アーセナルが首位に立っており、一部ファンは宿敵の優勝を防ぐために負けるべきだと主張。1試合未消化で1ポイント差の2位となっていたマンチェスター・C戦でシーズンチケット所有者の多くがチケットを譲っていたことも伝えられていた。

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試合中にもハーランドの先制点が決まった後や、終了後にスタジアムではアーセナルを揶揄するチャントが発生。さらにはベンチ後ろのファンが指揮官に対して同じような言葉を吐いたことでポステコグルー監督が激昂した様子がSNS上でアップされていた。

横浜F・マリノス時代からチームの「ファミリー」化を大事にし、温厚な性格でも知られるポステコグルー監督は試合後に珍しく怒りをあらわに。「過去48時間で基盤がかなり脆弱であることが明らかになったと思う。クラブの外も、クラブの中も、どこもそうだ。興味深かったよ。私の観測に過ぎないけどね。これ以上は話さない。何が起きたのかは、それぞれで判断してほしい」と苦言を呈す事態にとなっている。

「私はおそらく、何が重要なのか、そして勝てるチームになるための努力について、状況を読み間違ったんだと思う。だが、問題ない。だから私はここにいる。ただ勝ちたい、成功したい。だから連れてこられたんだ。他の人間が何を優先し、何に興味を持っているのかはまったく興味がない。勝てるチームを作るために何が重要か、これに集中したいんだ」

「それが現実だ。人々が私に行動を指図することはできない。彼らが望んでいるように、自分を表現することは許されている。だが、試合終盤の勝利は観客が助けてくれることが多いからだ」

これらのコメントを受けて『The Athletic』でトッテナムの番記者を務めるジャック・ピット=ブルック記者が背景を説明。

上記で説明した状況に対しても憤慨していたが、最も腹立たしかったのは、一部のクラブスタッフ(その多くはスパーズファン)が、タイトルを意識して負けることに寛容になっていたことだという。

クラブスタッフの大半は通常通り仕事に集中していたが、少数派のスタッフの間では先週からシティに負けるという予想がジョークのテーマになっていたとのこと。そして、サポートスタッフの一人が「スパーズはユースチームをシティと対戦させるべきだ」と冗談を言うと、監督が激怒したとも。トッテナムは同指摘について否定している模様だ。

「ポステコグルー監督はここ数週間、悪い結果を受けて気分が悪くなっていた中、この一件で導火線に火がついた。試合に負けて喜ぶという考え方は、彼にショックを与えた」

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