レアル・マドリ―のカルロ・アンチェロッティ監督が自ら去就に言及した。22日、イギリス『BBC』が伝えた。
2021年にレアル・マドリ―の指揮官に復帰し、2度のラ・リーガ制覇とUEFAチャンピオンズリーグ優勝を達成したアンチェロッティ監督。しかし今季は残り6試合を残したラ・リーガで首位のバルセロナに4ポイント差をつけられているほか、CLでも準々決勝で敗退していた。
これを受けて、自らの去就について問われたアンチェロッティ監督は「サッカーでは何が起きても不思議ではない」とコメントした。
「私は誰に対しても、何に対しても恨みはない。この仕事が大好きだ。最初のときも大好きでしたし、2度目の仕事も楽しんでいる。この状態ができる限り長く続いてほしいし、もしもいつか終わってしまったとしても、私はこのクラブに感謝し、敬意を表する。それ以外に何もない」
今季で白い巨人から去ることも噂されている指揮官だが、依然としてラ・リーガ制覇の可能性が残されているほか、バルセロナと戦う国王杯決勝も控えている。
アンチェロッティ監督は「今年は昨年よりも複雑な年になっていることを認識している」とプレッシャーを明かしながらも、「成功はすぐそこなので、ストレスが増えるのは当然だが、私にとってストレスは燃料だ。ストレスは気にならない。もっと多くのことを考えるエネルギーを与えてくれる。朝起き続ければ、すべて順調なんだ」と乗り越えていく覚悟を口にした。


