3度目の監督就任はない？レアル・マドリーはジダンの指揮官復帰を否定

レアル・マドリーは現在、ラ・リーガでバルセロナと勝ち点差「4」の2位につけており、チャンピオンズリーグでは24位と厳しい状況が続いている。そんな中、アンチェロッティ監督の将来に対する不信感は、今季リーグ戦で5度目の敗戦を喫した後に噴出。アンチェロッティ監督はすでにメディアに対して自分に不公平だと感じていると述べているが、周囲からはキリアン・エンバペの加入によってチームのバランスが崩れたように見えている。

『Cadena SER』は、レアル・マドリーがアンチェロッティ監督を解任した場合、ラウール・ゴンザレス氏やサンティアゴ・ソラーリ氏、ジダン氏が後任の候補と見なされていると報道。2025年にシャビ・アロンソ監督を起用したいと考えているが、今季の間、暫定的に監督を務めることができる人間を探しているようだ。

ただ、チャンピオンズリーグを3回、リーガを2回制するなど、レアルで最も成功した監督の1人であるジダン氏は、シーズン終了までの契約に応じる意思がないとされる。

レアル・マドリーは、スポーツディレクターのソラーリ氏を任命することに躊躇しているようだ。それは2025年夏にアロンソ監督を起用する予定であることを明確に示すメッセージになるからだという。ラウール氏もカスティージャからの昇格の機会を与えられる可能性があるが、彼が成功した場合、クラブにとってアロンソ監督を上に据えるのは難しくなるだろう。

レアル・マドリーは週末、ラ・リーガ第16節でジローナと対戦。その後、チャンピオンズリーグ第6節でアタランタとのアウェーゲームに臨む。