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アロンソ電撃解任、アルベロア体制の混迷の中、ジダンがレアルでの「成功の秘訣」を語る
レアル・マドリーはこの一週間、シャビ・アロンソ監督の契約解除という決断を下し、混沌とした状況に陥っている。かつての名手は、就任から8カ月足らずでその座を追われ、後任にはアルベロア氏が指名された。
決定打となったのは、スーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝での宿敵バルセロナに対する敗戦だ。クラブは声明で「クラブとシャビ・アロンソの双方合意の上で、トップチーム監督としての職務を終了することを決定した。アロンソはレアル・マドリーのレジェンドであり、常にクラブの価値を体現してきた。マドリードは常に彼の家である」と、功労者への敬意を払いつつも非情な決断を下した。
AFP2度にわたりレアル・マドリーを率い、数々の栄光をもたらしたジダン氏は、かつてのスタッフであるハミドゥ・ムサイディのYouTubeチャンネルに出演し、成功に必要な要素を語った。
「レアル・マドリーでは、我々は常に『選手のために』存在していた。それこそが組織を強くする。もしその本質を理解できていなければ、この職務を全うすることはできない。我々の役割は選手を支えることであり、それを態度で示す必要がある」
「監督が導入しようとする戦術をロッカールーム(選手たち)に受け入れさせるには、まず彼らに好かれなければならない。トレーニングや戦術など、監督が提示するすべてに選手が納得していなければ、必ずどこかに欠陥が生まれる。我々の時は、選手たちはあらゆる面でプレーを楽しんでいたと思う。どん底にいた彼らに自信とコンディションを取り戻させるための枠組みを作った。選手が競争力を持ち、練習や試合を心から楽しめている状態なら、CL3連覇なんていう結果は自ずとついてくるものだ」
一方、新監督に就任したアルベロア氏の船出は、まさに「悪夢」となった。コパ・デル・レイ(国王杯)で、格下アルバセテに敗れ、早くも大会から姿を消したのだ。
キリアン・エンバペやジュード・ベリンガムといった主力をごっそり外したアルベロア氏の判断は裏目に出て、チームは2-3の敗戦を喫した。だが、新指揮官は試合後、強気にこう言い放った。
「このクラブでは引き分けすら悲劇だ。この敗戦がどれほどの重みかは理解している。責任は、選手選考から戦術、交代策まで決めた私にある。だが、私はこのスカッドが正しいと確信していたし、今でもそう思っている。準備期間がわずか1日で、私の要求をすべてこなすのは容易ではない。コンディションを戻すべき選手も多いが、後悔はしていない。もう一度選べるとしても、私は同じメンバーを選ぶだろう」
Getty/GOALこの衝撃的な敗戦を受け、アルベロア体制が短命に終わるのではないかという憶測が早くも飛び交っている。後任候補として、すでに元リヴァプール監督のユルゲン・クロップ氏の名が挙がっており、ドイツ人名将もスペインの巨人からのオファーを検討する意向があるのではないかと報じられている。
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