シャビ・シモンズはバルセロナ復帰を夢見ているが、マンチェスター・ユナイテッドは依然として獲得レースに参戦。夏に7500万ユーロのオファーを準備中

シモンズは今季、ライプツィヒで全大会通算29試合に出場し、10得点6アシストを記録。彼のパフォーマンスは注目を浴びており、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドを含む欧州のトップクラブが、夏の移籍市場を前に彼の動向を注視している。ただし、彼を獲得したいクラブは、ライプツィヒに7500万ユーロの移籍金を支払う必要がある。

RBライプツィヒがホルシュタイン・キールとの試合で1-1の引き分けに終わった後、シモンズは『スカイスポーツ』に対し、自身の未来について率直に語った。20歳の選手は、今後の道について慎重ながらも前向きな姿勢を示し、新たな転機が迫っている可能性をほのめかした。

「僕はまだ若い選手で、多くの夢がある。クラブもそのことを理解している。しかし、現在最も重要なのは、今後の試合で良いプレーをすること。その後、国際試合があり、その後に落ち着いて状況を見極めることになる」

しかし、『ムンド・デポルティーボ』によると、シモンズの心は依然としてユース時代を過ごしたクラブへの想いが残っているようだ。2010年から2019年までの約10年間、バルセロナの有名アカデミー「ラ・マシア」で過ごしたオランダ代表のシモンズは、常にバルセロナへの愛着を隠してこなかった。バルセロナへの復帰がシモンズの希望する結果であるものの、カタルーニャ勢の財政状況を考えると、そのような移籍は困難だ。代わりに、ファブリツィオ・ロマーノはプレミアリーグへの移籍がより現実的だと述べ、マンチェスター・ユナイテッドが彼をオールド・トラフォードに招き入れることに意欲を示している。

シモンズは、ユナイテッドの次期移籍市場における主要なミッドフィールダーのターゲットの一つとなっている。しかし、同クラブがオランダのスター選手を獲得できるかどうかは、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるかどうかにかかっている。もし出場権を獲得できれば、最大1億ポンドの収入が得られる可能性があり、その資金はオランダの選手を獲得するための重要な資金源となるだろう。