レアル・マドリーのシャビ・アロンソ監督が移籍の質問に回答、PSG戦で未出場FWロドリゴの去就は

レアル・マドリーのクラブワールドカップ準決勝でのPSGへの衝撃的な敗北は、X・アロンソ監督の戦術について多くの疑問を投げかけさせた。

スペイン人監督に寄せられた多くの質問の中には、クラブでのロドリゴの状況に関するものもあった。指揮官はウィングの選手をベンチに置く理由が戦術的なものであると主張。さらに、この決定が彼のクラブでの将来に影響を与えるものではないと強調した。

ロドリゴの状況はアロンソ監督の下で改善されていない。

同選手がクラブワールドカップで唯一スタートを飾ったのはアル・ヒラル戦で、その試合でロドリゴはアシストを記録した。重要な対決でロドリゴをベンチに置く決断について監督は、「戦術的な決定」と言い、サンティアゴ・ベルナベウでのロドリゴの将来は保証されていると口にした。

ロドリゴは、レアル・マドリーのファーストチームで一貫した出場機会を与えられていない状況が続いている。この24歳の選手は、クラブの直近5試合でわずか27分しかプレーしていない。

ロドリゴはプレミアリーグへの移籍が取り沙汰されており、アーセナルとリヴァプールが関心を持っているという。

ロドリゴをベンチに置く決断について尋ねられた際、アロンソ監督は次のように述べた。

「彼が再びプレーしなかったのは試合ごとの判断だ。状況が進んでいる中で、私たちは別の選手を必要としていた。今大会全体を通じて将来についての決定はなかったし、あまり選手をローテーションさせなかった。これからは異なる文脈で始める」

「私たちはチーム一丸となってプレーし、その感覚と精神を維持したいと思っている。ワールドカップは非常に厳しかった。私たちは準決勝に進むことができなかったし、それは悔しい。これからどうなるか見ていこう」

ロス・ブランコスは、ロドリゴに9,000万ユーロの価格を設定したとされている。

これにより、レアル・マドリーとの交渉を進めるための十分な財力を持つクラブはアーセナルとリヴァプールに絞られたように見えるが、ロドリゴ陣営の強い姿勢が求められる。なぜならサウジアラビアのクラブも興味を示しているからだ。ロドリゴはより高いレベルで競うためにヨーロッパに留まることを希望しているが、今後の動向に注目が集まる。