FIFAワールドカップ2026のグループステージで日本代表は日本時間6月15日にグループF初戦でオランダと対戦する。多くのタレントを揃え、バルセロナなどで指揮を執った経験のあるロナルド・クーマンが指揮官を務める。世界的な強豪であり、3度の決勝進出を誇るもいまだワールドカップ優勝のないオランダ代表はどのようなフォーメーションや戦術で戦うのだろうか。
本記事では、オランダ代表の最新のフォーメーションなどを紹介する。
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公式ストアでチェックFIFAワールドカップ2026のグループステージで日本代表は日本時間6月15日にグループF初戦でオランダと対戦する。多くのタレントを揃え、バルセロナなどで指揮を執った経験のあるロナルド・クーマンが指揮官を務める。世界的な強豪であり、3度の決勝進出を誇るもいまだワールドカップ優勝のないオランダ代表はどのようなフォーメーションや戦術で戦うのだろうか。
本記事では、オランダ代表の最新のフォーメーションなどを紹介する。
Getty ImagesW杯出場:13回目(2大会連続)
最高成績:準優勝(1974,1978,2010)
FIFAランク:7位
主要タイトル:EURO1988優勝
Getty Images通算戦績:3戦2勝1分け 6得点2失点
| 試合日時 | 大会名 | 結果 |
|---|---|---|
| 2009/9/5 | 国際親善試合 | ○ 3-0 |
| 2010/6/19 | ワールドカップ | ○ 1-0 |
| 2013/11/16 | 国際親善試合 | △ 2-2 |
Getty Imagesオランダ代表は、2025年11月のFIFAランキングで7位に位置する強豪。2010年大会で決勝進出を果たすなど、これまでに3度のワールドカップファイナルに進んだ経験がある。また、欧州選手権(EURO)では1988年大会で優勝を飾り、さらに5度の準決勝進出を成し遂げた。
欧州でスペインやフランス、イングランド、ポルトガルに次ぐトップ5に位置するオランダ代表は、今大会予選でも安定した戦いを見せた。前回大会ベスト16のポーランドなどグループGに入ったチームは、8戦6勝2分けと無敗を維持し、同予選3位の27得点、わずかに4失点と他を圧倒して2大会連続のワールドカップ本戦出場権を獲得した。
Getty Imagesオランダ代表を指揮するのはクーマン。現役時代にバルセロナや同国代表でゲームメイクのできるディフェンダーとして活躍した同指揮官は、これまでにアヤックス、PSV、フェイエノールトのオランダ3強で指揮を執り、サウサンプトンやエヴァートン、さらには古巣バルセロナの指揮官を務め、2023年に2度目のオランダ代表指揮官に就任した。現役時代にはオランダのレジェンドであるヨハン・クライフの指導を受けており、以前のインタビューでクライフの影響が自身のコーチングキャリアに大きな影響を与えていると語っていた。
クライフが提唱した"トータル・フットボール"の理念に忠実なクーマンは、主に4-3-3のシステムを採用。中盤にトライアングルを形成してゲームをコントロールし、DFラインからこのトライアングルを通して試合を組み立てるスタイルだ。また、攻撃的なサイドバック(もしくはウィングバック)の果敢な攻撃参加も見もので、両サイドを起点として攻撃を組み立てることも可能だ。
一方の守備面では、主将ファン・ダイクを中心としたDFラインの固さはもちろんだが、コンパクトにスペースを埋め、統率の取れた守備を見せる。また、ハイプレスも取り入れており、高いポジションでボールを奪取し、素早いトランジションからカウンターにつなげることもできる。
Getty Images■GK
フェルブルッヘン
■DF
ティンバー、デ・リフト、ファン・ダイク、アケ
■MF
ラインデルス、シモンズ、デ・ヨング
■FW
マレン、デパイ、ガクポ
※ 2025年11月17日リトアニア代表戦
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