シュチェスニーは2年の契約延長オファーも残留を約束せず。再び引退を検討「決断するのは妻になるだろう」

昨夏、引退を発表してからわずか5週間後にマルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンの緊急代替として加入したヴォイチェフ・シュチェスニーは、ハンジ・フリック監督のバルセロナで信頼できる正守護神となり、最も重要な舞台で常にチームを支えてきた。元アーセナルのシュチェスニーは、バルセロナから新たな2年契約のオファーを受け、クラブをラ・リーガタイトル獲得の寸前まで導いた後、重要な決断に直面している。

シュチェスニーの引退からの復帰は目覚ましいものだった。1年契約で加入した彼は、これまでに様々な大会で29試合に出場し、バルセロナをコパ・デル・レイとスーパーカップの優勝に導いた。また、リーグタイトルまであと3ポイントに迫っている。バルセロナはテア・シュテーゲンが完全な体調に近づいているにもかかわらず、イニャキ・ペーニャが今夏クラブを去る見込みであるため、シュチェスニーの続投を熱望。家族とライフスタイルの決断がこのベテランの次の一手に影響を与える可能性があり、ゴールキーパーはマルベージャでのゴルフへの復帰の可能性についても冗談を言っている。

シュチェスニーは『SPORT』のインタビューでオファーと今後の決断について率直な思いを明かした。

「バルセロナでさらに2年間続けるオファーがあることは隠さないよ。彼らはすでにそれを僕に提示しているが、僕は時間を求めた。僕たち全員にとって何が最善かを家族と共に決める必要がある。妻が決断することになるだろうね、僕たちが残るのか、それともマルベージャに行ってゴルフをするのか」

「僕は彼女と一緒にこれを決める義務があり、まだそれをしていない。彼女がほとんどの決断をしており、僕はそれを恥じていない。正直言って、何が起こるかわからない。そして僕はそれを誠実に言っている。僕たちが選択するものによって、学校や引っ越しなどの物流を整理する必要があるため、今月中に決断する。現時点では、何も確定していない。僕たちはそれについて考えている」

シュチェスニーは月末までに決断する予定であり、これによりバルセロナは夏の移籍市場に向けて準備することができる。彼が残留すれば、おそらくテア・シュテーゲンのバックアップやローテーションオプションとして機能し、元ポーランド代表が2度目の引退を選択した場合には、エスパニョールのジョアン・ガルシアが潜在的な代役として検討されている。