Getty/GOALチェルシーがヴィニシウスに1億5000万ユーロ提示?移籍の噂の真相が判明
ヴィニシウスのレアル・マドリーでの将来は、1年近くにわたり不透明な状態が続いている。2027年に満了する現行契約の更新交渉は依然として膠着しており、サウジアラビアへの高額移籍の可能性も繰り返し報じられてきた。ファンの間では、彼の中東移籍を示唆するようなソーシャルメディア上での言動が注視されている。
直近では、ウインターブレイク明けの試合において、本拠地サンティアゴ・ベルナベウのサポーターからブーイングを浴びたことで退団の噂が再燃した。スペインメディアはこの状況を捉え、チェルシーが2024年バロンドール投票2位のヴィニシウスを獲得することで、欧州全土にその野心を示す声明を出す準備ができていると報じている。エンツォ・マレスカ監督を解任し、リアム・ロシニアー新監督の下で改革を進めるチェルシーにとって、その第一歩が「1億2500万ユーロ+アドオン2500万ユーロ(約274億円)」のオファー提示であるとされている。
Getty Imagesしかし、こうした期待とは裏腹に、移籍市場の権威であるファブリツィオ・ロマーノ氏はこれらの主張を真っ向から否定した。自身のYouTubeチャンネルにて、ロマーノ氏は「ヴィニシウスとチェルシーに関する報道は完全に事実無根だ。話し合いも、オファーも、交渉すら行われていない。彼はレアル・マドリーに完全に集中しており、今後改めて契約状況が評価されることになる」と断言した。
チェルシーファンにとっては失望を禁じ得ないニュースだが、ロシニアー体制で新時代を歩み始めたブルーズには、現在も多くの実力派ウインガーが顔を揃えている。
レアル・マドリーは冬休み明けの初戦となったレアル・ベティス戦に5-1で快勝し、ラ・リーガで首位バルセロナを猛追する構えを見せた。キリアン・エンバペを欠く中での大勝だったが、ヴィニシウスは得点を挙げられず、試合が進むにつれてパフォーマンスが低下。77分に交代を命じられた際には、観衆から厳しいブーイングと罵声が飛ぶ一幕もあった。
それでもアロンソ監督は、シーズン序盤に不仲説が流れた過去を払拭するかのように、苦境に立つエースを擁護した。試合後の会見で、指揮官は次のように述べた。
「ホームでの初戦を当然の勝利で飾れた。冷静さを保ち、良い感覚でスーパーカップ(スーペルコパ)へ向かうことは重要だ。バルセロナも勝利したため、我々も勝ち続けなければならない。前半戦の最後で勝ち点45に達した。これは年間で90ポイントに到達できるペースだ。明日からはスーパーカップのことだけを考えていく」
また、指揮官はヴィニシウスについて「彼は多くの貢献をした。相手のイエローカードを誘発し、粘り強く戦っていた。前半のプレーは特に気に入っている。彼はチームにとって不可欠な存在だ。スーパーカップでも彼は極めて重要になるだろう」と付け加え、信頼を強調した。
Getty Imagesヴィニシウスの将来は依然として流動的だ。エンバペやロドリゴ、さらには新興の若手スターたちが多くの出場時間を求めている中で、ブラジル代表のアイコンが今のクラブに留まり続ける保証はない。夏までに契約が残り12ヶ月となれば、レアル側は重要な資産を割引価格で売却せざるを得なくなる可能性もある。
もちろん、ヴィニシウスがクラブ側の提示する条件で契約延長に応じる道も残されている。しかし、もし決裂すれば、チェルシーのようなクラブが獲得競争に参戦することは、論理的な帰結となるだろう。その際には、他クラブとの熾烈な争奪戦が予想される。
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