モウリーニョ監督がトルコから去らない理由はC・ロナウドのメンタリティ？「自分の感情やフィーリング以外の何物にも影響されない」

ポルトガル人監督のモウリーニョは現在、スュペル・リグのフェネルバフチェで指揮を執っている。指揮官はイスタンブールで、ガラタサライと定期的に衝突している。

モウリーニョ監督は、新しい挑戦を受け入れる可能性があるという。名将はトルコのサッカーにフラストレーションを感じており、英国サッカー界への復帰について多くの憶測が飛び交っている。

プレミアリーグに復帰するリーズと、モウリーニョが興味を示唆したスコットランドのレンジャーズが、同指揮官の就任に興味を持っているとされている。

モウリーニョ監督が他クラブに移動する可能性について、元トルコ代表のコリン・カズム=リチャーズは『betideas.com』で、「それについて答えられるのはジョゼだけだ。ジョゼは自分自身の運命を司るし、彼が来シーズンもトルコに留まるかどうかは彼自身が決めることだ。彼は自分の感情やフィーリング以外の何物にも影響されないよ」

「彼が個人的にどう感じるか、このシーズンがどう進んでいるかによるだろう。彼の不満やガラタサライとのトラブル、トルコのサッカーにおける審判や政治について彼が言っていたことについては皆が知っているが、彼はこの国で何かを勝ち取りたいという強い決意を持っていると思うから、彼はトルコに留まるだろう」

「トロフィーと成功だけがジョゼを動かす。彼がフェネルバフチェでトロフィーを掲げるまではトルコを去るとは考えられない。彼の実績を見て。トッテナムを除けば、彼は監督したすべてのクラブでタイトルを獲得している。彼は何かを勝ち取るまで、トルコでの経験を成功とは見なさない」

元シェフィールド・ユナイテッドとダービー・カウンティのスターであるカズム・リチャーズは、フェネルバフチェとガラタサライの両方に在籍したことがある。同氏はモウリーニョについて「彼はクリスティアーノ・ロナウドのような情熱を持っている。ロナウドがサウジアラビアを去るという話はたくさん出ているが、私にはロナウドが自分のクラブで大きな何かを勝ち取るまであの国を去るとは思えないんだ」

「モウリーニョはトルコのタイトルを勝ち取ることにやる気を感じていると思う。彼は常勝の監督。彼はあのリーグを勝ち取りたいと思っているし、もしそれを成し遂げられたなら、彼のキャリアの中で最も偉大な成果の一つになるだろう」

「ガラタサライは過去3年間トルコでタイトルを獲得し続けている。モウリーニョはタイトルを手にして、フェネルバフチェに20回目のタイトルをもたらし、シャツに追加の星をつける責任者になりたがっている」

モウリーニョはフェネルバフチェとの契約があと1年あり、2026年の夏まで続く。指揮官は現在62歳だが、サッカーへの情熱を失っておらず、その輝かしい経歴をさらに充実させたいと考えているはずだ。