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フットボール史上最も多くのゴールを奪った選手は?得点数ランキング
Getty Images13ズラタン・イブラヒモビッチ|572ゴール
スウェーデン史上、間違いなく最も偉大なフットボーラーであるズラタン・イブラヒモビッチは、40歳という熟した年齢が近づいているにも関わらず、ゴール前での輝きを今なお失わずにいる。
メンタル、フィジカルの両面で別格のイブラヒモビッチは、欧州最高峰の複数クラブで活躍し、どこに行ってもゴールを量産した。
ジョーク混じりに横柄な態度を取ることもある彼のユニークさは、キャリアの中で多くのアンチを生むこともあったが、彼のストライカーとしての卓越した技量が揺らぐことはなかった。
Getty Images12トゥーリオ・マラヴィーリャ|575ゴール
24年のキャリアで多くのクラブを渡り歩いたトゥーリオは、自らの通算ゴール数は1000を超えると主張している。しかしその数字は、フレンドリーマッチやアマチュアレベルの試合を含んだものだ。
それでも彼の最終記録は575ゴールであり、とりわけそのうち13ゴールがブラジル代表として出場したわずか15試合で挙げられたものであることを考えれば、これが十分に素晴らしい数字であることが分かるだろう。
Getty Images11ウーヴェ・ゼーラー|575ゴール
空中戦の強さとスペクタクルなバイシクル・キックで有名なハンブルクの象徴的存在であるウーヴェ・ゼーラーは、ドイツ史上最も優れたフォワードの1人だ。彼はクラブと代表の両方で、最も頼りになるゴールスコアラーとしての地位を築いた。
彼の挙げた575ゴールは、わずか649試合で達成されたものであり、1試合平均ゴール数では0.89という驚くべき数字を残している。
10ダーク・フェレンツ|576ゴール
ダーク・フェレンツの功績は、彼の同胞であるフェレンツ・プスカシュを前に影を潜めてしまいがちだが、このハンガリー人ストライカーの得点能力は単独でも突出したものだ。
ダークは最初の所属クラブであるセントレーリンツACで1試合平均3ゴール以上(72試合220ゴール)を挙げる活躍をみせ、フェレンツェヴァロシュに移籍後には、わずか140試合で200のゴールを挙げた。
代表でも29ゴールを積み上げた彼は、多くの試合を最高レベルの舞台で戦ったわけではないが、最終的には576ゴールを達成してそのキャリアを終えた。
Getty Images9ロベルト・レヴァンドフスキ|603ゴール
ここ数年におけるトップスコアラーにおける最高峰と言えるのが、ロベルト・レヴァンドフスキだろう。
彼はポーランド代表を世界基準に押し上げるとともに、バイエルン・ミュンヘンで多くのタイトルを自らのゴールで勝ち取ってきた。
2021-22シーズンも2位に大きな差をつけてゴールデンシューのトップを独走しており、その勢いはとどまるところを知らない。
Getty Images8エウセビオ|623ゴール
ポルトガルではオー・ヘイ(王様を意味する)として知られるエウセビオは、国内のみならず欧州をも制した当時のベンフィカで1トップを務めた、1960年代〜1970年代で最も高い得点力を誇ったストライカーの1人だ。
世界中のファンに懐かしまれる、リスボンの象徴的存在のエウセビオは639試合の出場で623ゴールを挙げており、信じがたい1試合平均ゴール数を誇っている。
Getty Images7ゲルト・ミュラー|735ゴール
至高のポーチャーとして名高いゲルト・ミュラーは、ペナルティエリア内での優れた嗅覚を武器に活躍した選手だ。
バイエルン・ミュンヘンの象徴的存在である彼は、1974年のワールドカップ決勝で西ドイツを優勝に導く決勝点を挙げており、代表では1試合平均1ゴール以上の数字(62試合68ゴール)を残した。
背が低くずんぐりとしたこのストライカーは、驚異的な瞬発力から「デア・ボンバー(爆撃機)」と呼ばれ、通算793試合出場735ゴールの記録を残して引退した。
Getty Images6フェレンツ・プスカシュ|746ゴール
「ギャロッピング・メジャー(疾走する少佐)」として知られるフェレンツ・プスカシュは、「マジック・マジャール」と呼ばれたハンガリー代表と1960年にチャンピオンズカップを制したレアル・マドリーといった、フットボール史における2つの偉大なチームでキーマンとして活躍した選手だ。
かっぷくがよく小柄で、右足は特に強力ではなかったが左足は大砲級であり、754試合の出場で挙げた746ゴールのうちの大半はその左足から生まれたものだ。
Getty5リオネル・メッシ|759ゴール
多くの人がフットボール史上最高の選手と認めるリオネル・メッシは、チャンスをモノにする力だけでなく、チャンスを創造する力も並外れている。この小柄なアルゼンチン人はデータによると、759ゴールを積み上げている。
今では30代に突入したメッシだが、間違いなくこれまでのどの時よりもそのプレーは完成形に近づいている。つまり、ジジ・ブッフォンに「エイリアン」と言わしめた彼のプレーに、まだ限界は見えないということだ。
Getty Images4ペレ|767ゴール
フランツ・ベッケンバウアーから史上最高の選手として認められたペレは、フットボール史上最も高い得点能力を持つフォワードの1人だ。
ブラジル代表で3度のワールドカップ制覇を果たした「キング」は、出場した831試合で767回ネットを揺らしており、1試合平均0.92ゴールといった驚くべき数字を残している。
Getty Images3ロマーリオ|772ゴール
ブラジルのレジェンドであるロナウドは、ゴールの極意はロマーリオから学んだと語っていた。また彼は、かつてバルセロナを率いたヨハン・クライフからはペナルティエリア内の「天才」と称賛された。
実際にロマーリオはフットボール史上最も正確無比なフィニッシャーの1人であり、994試合出場772ゴールといった記録にその偉大さが表れている。

2ヨーゼフ・ビカン|805ゴール
フットボール史上最も多くの得点を挙げたのがヨーゼフ・ビカンだが、その名を知るものは決して多くない。
1930年代のオーストリアでスター選手だった彼は、1934年のワールドカップでは準決勝まで進んだ代表チームのメンバーだった。そして1955年までプレーを続けた彼は、結局42歳で現役を引退した。
両足の技術とスプリンター並みのスピードに恵まれたフォワードであったビカンは、キャリアを終えるまでに805ものゴールを積み上げた。
また、実際のところ彼が挙げたゴール数は5000以上だと主張するチームメイトもおり、ビカンもこれを否定することはなく、「もし私がペレの5倍以上ものゴールを挙げたと言ったなら、誰が信じてくれるだろうか…?」と語っていたという。
Getty Images1クリスティアーノ・ロナウド|807ゴール
快速ウインガーとしてキャリアをスタートさせたクリスティアーノ・ロナウドは、ゴール・マシンへと変貌を遂げた。
次々と記録を破るこのポルトガルのスターだが、特にチャンピオンズリーグにおけるゴール記録はこの先破られることはないかもしれない。
そして驚くべきことに、30代も後半に差し掛かろうとしている彼はほとんど衰えをみせておらず、今なお驚異的なペースで得点を重ね続けている。
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