EA Sports FC 26(FC26)では、20,000人以上の選手や750以上のクラブが収録される一方で、ライセンスの関係から実名では登場しないクラブも存在する。これは、競合他社との独占契約やライセンス料の問題などによって発生する現象で、サッカーファンにとっては没入感に直結する重要な要素だ。
ライセンスを持たないクラブは、ゲーム内で偽名チームとして登場したり、架空のユニフォームやエンブレムを使用したり、固有スタジアムが搭載されないケースが多い。代表的な例としては、過去にユヴェントスが「ピエモンテ・カルチョ」として登場したことがあり、今回のFC26でも同様のケースが懸念されている。
特にセリエAではインテルやミランの偽名収録が続く見込みで、ドルトムントやバルセロナ、レアル・まどりーなど一部クラブも完全ライセンスを欠く可能性が指摘されている。逆にラツィオやアタランタのように、過去に偽名で登場していたクラブが実名で復活する可能性もあり、ライセンスの動向は毎年注目されるポイントだ。
リーグ単位では、メキシコのリーガMXが復活する見込みで、ブラジルリーグも部分的に収録が期待されている。ただし、リーグ全体がライセンスされても、クラブごとの契約によって一部が偽名扱いになるケースは十分にあり得る。Jリーグに関しても、KONAMIとの契約が続いているため、フル搭載は難しい状況だが、AFC大会経由で一部クラブが登場する可能性は残されている。
| クラブ/リーグ | 状況 |
|---|
| インテル・ミラノ/ACミラン | KONAMIと2027年まで独占契約、偽名収録の可能性大 |
| ユヴェントス | 2025年6月で契約終了予定、偽名化の懸念あり |
| ボルシア・ドルトムント | eFootballへの復帰が噂、スタジアム削除の可能性 |
| FCバルセロナ | チームは収録されるが、カンプ・ノウは未収録の可能性 |
| Jリーグクラブ | KONAMIがトップパートナー、AFC経由で一部登場の可能性 |
| ラツィオ/アタランタ | 独占契約終了の噂、実名復活の可能性 |
| リーガMX | FIFA 22以来の復活が濃厚、一部クラブは偽名化の可能性 |
| ブラジルリーグ | リーグ全体の収録は難しいが、団体契約で一部クラブが収録予定 |