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ヴィニシウス、レアルとの契約交渉で3つの要求を提示。エンバペ以上の給与を要求か

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  • ヴィニシウスはレアル・マドリーと2027年まで契約
  • サウジとの関係でレアル・マドリーは契約延長交渉を開始
  • ヴィニシウスはエムバペよりも大きく上回る収入を望む
  • 何が起こったのですか?

    ヴィニシウス・ジュニオールは9月、レアル・マドリーからの契約延長の申し出を断った。ピッチでの活躍を続ければ、より有利な契約を獲得できると考えたためだ。だが、レアル・マドリーは彼がサウジアラビアの中東移籍に関する会談を行ったことを知り、2025年にブラジル人代表との協議を開始した。ロス・ブランコスは当初、シーズン終了まで交渉を延期する予定だったが、ヴィニシウスの需要の高まりにより、このプロセスが加速したとされている。

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    全体像

    『Cadena Ser』によると、交渉における主な障害の1つは年間1500万ユーロ(約24億円)を稼ぐキリアン・エンバペを上回る給与を求めるヴィニシウスの要求だ。現在、左ウィンガーはエンバペと同程度の収入を得ているが、彼の代理人はチームへの貢献度を考えると、より大幅な昇給に値すると考えている。ヴィニシウスは年間2500万ユーロ(約39億円)を超える給与を確保するよう、大幅な昇給を求めている。さらにレアル・マドリーは、5年間で10億ユーロ(約1564億円)相当の契約を提示されているとされるサウジアラビアからの魅力的なオファーに匹敵するか、少なくとも近い条件を提示しなければならない。

  • 補足情報

    現在、レアル・マドリーはこれらの条件に同意することにほとんど関心を示しておらず、サウジアラビアへの移籍の可能性がより現実的になっている。報道によると、ヴィニシウスは年間2000万ユーロ(約32億円)を下回るオファーを拒否するとされており、状況をさらに複雑にしている。

    サウジの経済的パッケージは間違いなく魅力的だが、情報筋によると、ヴィニシウスの主な関心事はお金だけでなく、サウジ・プロリーグの全体的な競争力にもあるという。もう一つの重要なインセンティブとして報じられているのは、サウジアラビアで開催される2034年FIFA W杯の特別大使としての役割だ。

  • FBL-ESP-LIGA-REAL MADRIDAFP

    ヴィニシウスの今後は?

    ヴィニシウスと彼の代理人は、契約更新に高いハードルを設定している。サウジアラビアで提示されている驚異的な金額と比較して、ヨーロッパサッカーの財政的制限を考えると、レアル・マドリーはテーブルに乗っているオファーに見合う条件を提示するのに苦労するかもしれない。

    しかし、ヴィニシウスがスペインに残りたいという意向を示していることから、これらの要求は交渉の戦略的な出発点かもしれない。レアル・マドリーが妥協点に達することができるかどうかは不明だが、フロレンティーノ・ペレス会長にとってこれが困難な契約更新になることは確かだ。