売却候補だったバイエルン・ミュンヘンのニャブリがコンパニー監督を絶賛、SDは契約延長の可能性を認める

ブンデスリーガの現チャンピオンであるバイエルン・ミュンヘンは、新シーズンを快調にスタートし、8月にシュトゥットガルトを破ってDFLスーパーカップを制覇した後、ブンデスリーガでも強さを発揮している。

リーグ戦4試合で、バイエルンは4勝を記録し、シーズンを完璧にスタート。合計18得点を挙げた。

またUEFAチャンピオンズリーグの開幕戦にあたるチェルシーとの試合は3-1の勝利を記録し、大きな自信をも手にした。ヴィンセント・コンパニ監督のチームは国内タイトルの防衛を目指すだけでなく、「ビッグイヤー」の有力な候補になろうとしている。

コンパニー監督がFWセルジュ・ニャブリに対して抱く信頼は、MFジャマル・ムシアラの長期的な離脱によって明確となった。

30歳のニャブリは、攻撃的なミッドフィールダーとしてFWハリー・ケイン、MFマイケル・オリーセ、FWルイス・ディアスと素晴らしい関係性を築き、ブンデスリーガの4試合で3ゴールと2アシストを記録。ニャブリはケガの悩みを乗り越えて本来のパフォーマンスを取り戻し、過去2シーズンで記録したゴールの合計を上回る勢いだ。

ニャブリは『Sky』のインタビューで、コンパニー監督の手腕を称賛し、指揮官が「夢中になっている」二つのことを明かした。

「彼が持っている選手に頼る方法は非常に強力だと、私たち全員が思っている。私たちは彼の下で快適さを感じ、信頼を感じる。昨年でもそうだった。彼は本当にそれを上手にやるんだ。長く一緒に仕事をするほど、お互いをよりよく理解し、コーチが何を望んでいるか、ガイドラインが何であるかをよりよく知ることができる。彼は反復と詳細に夢中で、私たちがどうプレーすればいいのか単純に理解するために、選手たちに自信を与えてくれる。素晴らしいことだよ」

スポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏は、ニャブリが「数週間前まではまだ売却候補だったが、いまでは契約が延長される予定だ」と認めた。

これは、現在の契約が終了する来年の夏以降もクラブに留まりたいと願うニャブリにとって重要な一歩だろう。

「いま、私はまったく心配していない。本当にリラックスしているんだ。すべてがうまくいっていること、私たちが良いプレーをしていることがただうれしい。そして、他のことについては時が来たら考える」と、ニャブリは契約延長について尋ねられた際に述べた。