Viktor Gyokeres ArsenalGetty/GOAL

アーセナル移籍成立に悲観的?ギェケレシュ父、交渉停滞で激しく動揺か…一方スポルティングCP側は「圧力をかける手段」と認識とも

  • アーセナルとスポルティングCPが交渉中
  • しかし交渉は停滞?
  • ギェケレシュ父親は動揺とも
  • 今夏にストライカーの獲得を狙うアーセナルは、FWヴィクトル・ギェケレシュを巡ってスポルティングCPと交渉を続けていることが伝えられている。

    しかしポルトガル『Maisfutebol』によると、クラブ間交渉は停滞しており、選手関係者の間に悲観的な見方が広がっている模様。ギェケレシュの父親は精神的にひどく動揺、18日夜には涙を止められなかったという。「もはや移籍が成立するとは信じていない」ようだ。

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    一方でスポルティングCP側は、依然として要求額の引き下げに応じず。アーセナル側はギェケレシュの取引に含まれるボーナスの内、500万ユーロは容易に達成できる条件に設定することを提案。しかし、スポルティングCP側は1000万ユーロから譲らない状況のようだ。

    また今回伝えられた父親の涙に関しても、「クラブへ圧力をかける手段」と捉えていると伝えられている。

  • なお、スポルティングCPが要求する1000万ユーロのボーナスの内訳は、以下の通りと伝えられている。

    20試合出場:250万ユーロ

    さらに20試合出場:250万ユーロ

    チャンピオンズリーグ出場権獲得:250万ユーロ

    翌シーズンに20試合出場:250万ユーロ

    アーセナル側はこれらの条件が容易に達成できると感じており、最低でも1つはより難度の高い条件に設定したと考えているようだ。

  • 一方で、基本的な移籍金に関しては合意している模様。代理人が仲介手数料10%の受取を放棄したため、6350万ユーロで口頭合意に達したとのこと。しかしボーナスの詳細について合意できておらず、交渉は停滞しているという。

  • viktor-gyokeres(C)Getty Images

    アーセナルはギェケレシュの移籍を完了できないまま、19日にはプレシーズンツアーに出発。23日にミラン、27日にニューカッスル、31日にトッテナムと対戦する。