U-17ワールドカップ2023が10日にインドネシアで開幕。今大会は前回王者のブラジルのほか、スペイン、フランス、ドイツ、イングランドや日本も参加する。
これまでのU-17ワールドカップでは、フィル・フォーデン、セスク・ファブレガス、トニ・クロース、ヴィクター・オシムヘン、ランドン・ドノバンらがゴールデンボールやゴールデンブーツを獲得。未来のスターの躍動を見ることができる。
今大会では誰がこれらの輝かしい足跡をたどるだろうか。GOALは今大会で特に注目すべき17選手をピックアップした。
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これまでのU-17ワールドカップでは、フィル・フォーデン、セスク・ファブレガス、トニ・クロース、ヴィクター・オシムヘン、ランドン・ドノバンらがゴールデンボールやゴールデンブーツを獲得。未来のスターの躍動を見ることができる。
今大会では誰がこれらの輝かしい足跡をたどるだろうか。GOALは今大会で特に注目すべき17選手をピックアップした。
メキシコ代表は2月のCONCACAF U-17選手権で優勝して出場権を獲得。アルバレスは最優秀選手としてゴールデンボールを獲得し、注目に値するヤングスターであることを証明した。
パチューカでプレーする17歳のウインガーは、左サイドを主戦場とし、豊かなスピードと緩急によりディフェンダーを翻弄。クロスやインサイドへのカットインプレーを得意としている。今大会では多くのクラブが彼に注目するはずだ。
Getty Imagesロベルト・レヴァンドフスキの国際舞台での引退も遠くない未来の中、ポーランドサッカー界は新たなスターを求めている。
この17歳のミッドフィルダーはオールラウンドなプレーが持ち味だが、そのドリブルの能力と、巧みな足下のボールコントロールでディフェンダーを手玉に取ることができる。その能力は非凡だ。
マンチェスター・ユナイテッドでトライアルを受けたこともあるボリスは現在、マンチェスター・シティやPSVからの関心も伝えられている。
Getty Imagesボルシア・ドルトムントではユースチームでの驚異的なゴール数から「次のユスファ・ムココ」と呼ばれたブルンナー。夏のU-17ユーロでドイツが優勝した際には、同大会の最優秀選手と得点王に輝いた。
今シーズン、ドルトムントのU-19チームでリーグ戦8試合に出場し、10得点を挙げている17歳のアタッカーは、深い位置からボールを前に運び、危険なポジション取りで相手に脅威を与えることができる。レロイ・サネと比較されるプレースタイルで、バルセロナからの関心も伝えられている。
Getty Imagesラ・マシアはトップクラスのセンターバックを輩出することに関して有名とまで言えないが、パウ・クバルシというディフェンスの逸材を発掘した。
多くの新進気鋭のディフェンダーがそうであるように、16歳のクバルシもポゼッション時のボール扱いに長けている。若いながらも、読みの鋭さは他の選手とは一線を画している。
クバルシは、エル・クラシコやチャンピオンズリーグを含め、今シーズンすでにトップチームでもベンチ入りしており、その将来が嘱望されている。
Getty ImagesU-17ドイツ代表のキャプテンであるダルビッチは、夏に欧州のトップクラブによる争奪戦が繰り広げられた。最終的に、バルセロナがアーセナル、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンとの争奪戦を制し、フライブルクと500万ユーロの移籍金で合意した。
17歳のダルビッチは、スペインサッカー3部リーグ所属のバルサ・アトレティックの一員に。その左足の上品なプレースタイルは、ラファ・マルケスが率いる若いチームのプレースタイルに特に適している。また、今年初めのU-17ユーロでは、ドイツ代表として2得点を挙げている。
Getty Images今大会で最も若い選手の一人であるディウフは、5月のU-17アフリカ・ネーションズカップでセネガルを初優勝に導き、オシムヘンの大会最多得点記録を上回る5ゴールを挙げてゴールデンブーツを獲得した。
この15歳のストライカーは、サディオ・マネ、イスマイラ・サール、パプ・マタル・サールらを育てた有名なジェネレーション・フットのアカデミーで技術を学んだ後、既にA代表デビューも果たしている。
マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、レアル・マドリー、バルセロナ、マン・シティなどがディウフとの契約に興味を示していると言われている。だが、彼はマネの後を追い、近い将来フランスのメスに移籍することが確実となっている。
Getty Images5月のU-17南米選手権で、攻撃的MFのポジションから5ゴールを挙げ、得点王に輝いたエチェヴェリ。
左サイドからのプレーも可能なリーベル・プレートの17歳はリオネル・メッシにもなぞらえられている。レアル・マドリーもエチェヴェリの動向を探っていると言われており、来月には主役の座を射止めることで、ヨーロッパ中からの関心も高まることだろう。
Getty Images期待よりも希望を抱いて今大会に臨むアメリカ。だが、大会でインパクトを与えるには、スターストライカーであるフィゲロアがカギとなりそうだ。
元ホンジュラス代表でプレミアリーグでもプレーしたDFマイノル・フィゲロアの息子である17歳のフィゲロアは、幼少期の大半を過ごした国を代表することを選択。現在は2018年にリヴァプールのアカデミーに加入したため、イングランドに在住している。
フィゲロアはすでにレッズのユースチームで注目を集めており、先日のCONCACAF U-17選手権でアメリカが決勝に進出した際には、7ゴールを記録。得点嗅覚の鋭さを見せつけた。
Getty Images半年前、スペインがU-17ユーロで準決勝に進出したとき、ラミン・ヤマルと共に得点王を獲得したギウの攻撃的な輝きに支えられていた。
10月に行われたアトレティック・クルブ戦では、バルサでの初タッチで後半ロスタイムに決勝点をマーク。世界にその存在をアピールした。ギウは生まれつきのゴールスコアラーではないが、前述のU-17ユーロでも4度ネットを揺らすなど、得点感覚も備えているのだ。
Getty Imagesウスマン・デンベレ、エドゥアルド・カマヴィンガ、マティス・テルらを輩出してきたレンヌのアカデミーは、エリート・タレントを輩出するフランス屈指の名門であり、ランブルドも彼らに続く選手として期待されている。
この17歳の特長は電光石火のスピードで、ミドルシュートでも右サイドからのシュートでもディフェンダーを翻弄できる。また、優れたフィニッシャーでもあり、2022-23シーズンにはレンヌのユースチームで25ゴールを記録した。
今年のU-17南米選手権を制したブラジルは、優勝候補の一角としてワールドカップに臨む。
17歳のロランは、世界のサッカー界で最も輝く中盤の才能の一人として頭角を現している。1月にブラジルの強豪フラメンゴでデビューを飾ると、クラブ史上最年少得点記録を更新した。
マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーがロランのプレーを見るためにスカウトを派遣したと最近報じられたが、他のプレミアリーグのクラブやレアル・マドリーなどからの関連も伝えられている。
Getty Images2023年U-17アジアカップの主役が誰であったかは疑う余地はない。名和田は、韓国を破った決勝戦で2ゴールを挙げ、日本を優勝に導くとともに、最優秀選手賞と得点王の両方を獲得した。
この17歳のアタッカーは神村学園高でプレー。フリーキックとロングレンジからのシュートを得意としており、ゴールを演出するだけではなく、ディフェンダーを出し抜いて積極的に得点を奪いにいくプレーも魅力だ。
Getty Imagesヌワネリは2022年9月、アーセナルのブレントフォード戦でベンチ入りし、15歳でプレミアリーグ史上最年少出場記録を樹立した。現在もトップチームでの出場はこの試合のみだが、イングランドで最も輝かしい才能の持ち主の一人であることに変わりはない。
現在16歳のこのフォワードは、プレミアリーグ2部に所属するガナーズのU-21選手として、今シーズンここまで4ゴールを記録。ジャック・ウィルシャーの指揮の下、昨シーズンのFAユースカップ決勝進出にも貢献した。
アーセナルは今夏、マンチェスター・シティやチェルシーとの激しい競争の中、ヌワネリを引き留めるために奮闘しなければならなかった。イングランドはフォーデンらを擁した2017年以来となるU-17ワールドカップ優勝を目指し、彼にゴールを期待するだろう。
U-17南米選手権で準優勝を果たしたエクアドルでは、チェルシー入りを目指すワンダーキッズ、ケンドリー・パエスの活躍が光った。
その大会で3ゴールを挙げた17歳のストライカーは、マンチェスター・シティやボルシア・ドルトムントからの関心が伝えられている。印象的なフィニッシュ力を持つ典型的なストライカーであるオバンドは、このワールドカップでブレークを果たす可能性のあるスター候補生だ。
Getty Imagesサッカーのゴシップを定期的に読んでいる人にとっては、ウエドラオゴの名前はよく知っているだろう。リヴァプール、アーセナル、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン、そしてインテルなどが、シャルケで強烈なインパクトを与えているこの選手への興味を示している。
この17歳のミッドフィルダーは今シーズン、ブンデスリーガ2部でプロ選手としての地位を確立しつつある。マイケル・エッシェンとも比較されるウエドラオゴは、深い位置でのボール奪取が持ち味。市場価値は既に2000万ユーロとも言われるが、シャルケとしてはインドネシアでの印象的な活躍によって、さらなる値上がりを期待しているのかもしれない。
Getty Images2023年1月のデビュー以来、サンダーランドで10試合に出場してきたリグ。
この16歳のミッドフィルダーは、ブラック・キャッツのトップチームの一員となって以来、クラブ史上最年少のゴールスコアラーとなったほか、カラバオ・カップでも史上最年少得点選手となるなど、すでに数々の記録を塗り替えている。
マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルはリグとの契約に興味を示しており、彼がプレミアリーグのスターになるのは時間の問題のようだ。
母国ブラジルでは「メッシーニョ」と呼ばれるほどの才能を持つエステバオ。
この16歳のフォワードは、パルメイラスのチームメイトであるエンドリッキに続き、近い将来ヨーロッパに移籍するために巨額の契約を結ぶとみられている。現在はバルセロナが獲得のポールポジションに立っているとも言われている。
アーセナルとパリ・サンジェルマンも以前、前線のどこでもプレーできるエステバオとのサインに興味を示していると伝えられた。ブラジルが今大会で勝ち進むとすれば、チームを牽引しているのはエステバオである可能性は高いだろう。