主導権を握るのはトッテナム！復帰が近づくドラグシンの招集を求める代表チームのオファーを拒否

現在23歳のラドゥ・ドラグシンは、今年1月のヨーロッパリーグ・エルフスボリ戦の際に深刻な膝の負傷を負った。ハーフタイムに途中出場したドラグシンは、クリアしようとした際に不自然な着地をし、その過程で膝を損傷してしまった。

ルーマニアのミルチャ・ルチェスク監督は、10月の2つの国際試合に向けてドラグシンを海外組の予備リストに残した。まず10月9日にモルドバとの親善試合があり、3日後にはホームでオーストリアとのワールドカップ予選がある。もしルーマニアがオーストリアに敗れ、ボスニア・ヘルツェゴビナがキプロスに勝利すれば、2026年ワールドカップ出場の夢は打ち砕かれることになる。

トッテナムはドラグシンを代表チームに送り出すことには積極的ではない。トッテナムは、ドラグシンが医療チームの監視下で日々のリハビリ計画、トレーニング、そしてフィットネスを着実に構築することに集中することを望んでいる。

ルーマニアはFIFAの規則に基づいて問題を強制することもできるが、トッテナムの決定を受け入れ、ドラグシンの招集を強要しないことにしたようだ。『Fanatik』の取材でルチェスク監督が語った。

「私は彼と話をした。彼は代表チームへの復帰をとても喜んでいたが、私は彼を招集しないと思う。トッテナムは今、彼を代表チームに来させることをあまり快く思っていなかった。彼が再びプレーするにはあと1ヶ月必要だ。ラドゥは来たがっているが、他の人たちは今はトッテナムでトレーニングさせた方が良いと我々に警告した」