トゥヘルの後任を目指す？暫定指揮を終えたカーズリーは「クラブからのオファーを辞退」へ

カーズリー氏はイングランド代表の暫定監督としての期間中、確かな結果とともに好印象を残したが、正監督就任には至らなかった。代表監督職には、かつてチェルシーやバイエルンの監督を歴任したトゥヘル氏が招聘され、アメリカ、カナダ、メキシコで開催される2026年ワールドカップまでの指揮を任されることとなった。

経験豊富な監督を迎え、イングランドは大会での上位進出に自信を深めている。だが、もし目標を達成できなかった場合、監督職は再び空席となる可能性がある。カーズリー氏はその機会を最大限に活かそうとしているようだ。『ザ・サン』によると、彼自身は直接的な発言こそ避けているものの、カーズリー氏の友人たちは彼が代表チームの環境に満足しており、ワールドカップ後にポストが空いた場合に有力候補となることを示唆している。

カーズリー氏はイングランド代表監督としての期間を振り返りつつ、次期監督にアドバイスをするつもりがないことを明かしている。

「私はよく移動しているが、サービスエリアで最も多くのアドバイスをもらう。いいアドバイスもあれば、そうでないものもあるがね。ウェストハムのファンによく会うが、ジャロッド（ボーエン）の話題が多いよ」

「主にチーム選考についての話だ。スターバックスで列に並んでいた時、ギリシャ戦後にフォルスナインや戦術について話しかけてきた人がいた。私はただソイラテが欲しかっただけなんだがね！トーマス（トゥヘル）にアドバイスをするつもりはほとんどないよ。彼の経験や、彼のスタッフを考えれば、私よりも良い立場にいる。するならば、おそらく選手たちの性格や、テレビでは見えない部分についての話になるだろう」

カーズリー監督がU-21代表に戻る一方で、イングランド代表チームは2025年のトゥヘル就任を待ち、ワールドカップ予選に向けて準備を進めることになる。