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今知っておくべきサッカー戦術用語辞典。GOALが紹介

近年、日本サッカーの進歩は著しい。カタール・ワールドカップでも2大会連続のベスト16入りを果たし、ドイツやスペインを倒して世界を驚かせた。

その成長に伴い、多くの戦術用語も使われるように。まだ一般の人が知らないような単語から、基本的な用語までGOALでは解説していく。

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    インテンシティ

    インテンシティとは「強度」の意で、サッカーにおいては球際の激しさなどを指すことが多い。日本ではヴァイッド・ハリルホジッチ元監督が「インテンシティ」という言葉を使い始めてから一般にも流通するようになった。

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  • Schalke v LeipzigRB Leipzig Twitter

    オーバーロード

    現代サッカーにおいてサイドの片側において人数を集めるという戦術で、直訳は「過負荷」。ユリアン・ナーゲルスマン監督が好んで使う戦術で、ボールを即時奪回などのメリットも数多い。

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    カテナチオ

    イタリアサッカーの代名詞であり、「かんぬき」の意。伝統的に守備の堅いイタリアで馴染みの深い言葉で、スイーパーを置くなど後方に多くの人員を割いた守備的な戦術を意味する。

  • Joao Cancelo 2022-23Getty

    ハーフスペース

    サッカーのフィールドを5分割にしたとき、中央と両サイドの間のレーンを「ハーフスペース」と呼ぶ。現代サッカーでは。比較的プレッシャーが少ない場所としてこのスペースを制したチームが勝利に近づくとみられている。

  • VAR BUNDESLIGAGetty Images

    VAR

    VARとは「ビデオ・アシスタント・レフェリー」の略称。ビデオルームから審判員が映像を確認し、フィールド上の審判員をサポートする。得点かどうか、PKかどうか、退場かどうか、警告退場の人間違の4つの事象においてのみVARが介入する。VARにも2パターンあり、「VARオンリーレビュー」と「オンフィールドレビュー」があり、後者は主審が直接映像を確認し、判定を決める。

  • Francesco Totti Roma 2002Getty

    偽9番

    本来、センターフォワードとしてプレーする選手が中盤まで落ちてくる戦術。中盤で数的優位を作ることができる他、相手DFのマークを撹乱できるなどのメリットがある。

  • リトリート

    リトリートとは、撤退して守備を固めるという戦術のひとつ。主に選手のほとんどが自陣に閉じこもり、守備を固める必要があるときに用いられる。

  • Varane Lewandowski Barcelona Manchester United Europa League 16022023Getty

    レイオフ

    レイオフとは、縦パスを受けた前線の選手が、サポートに来た別の選手に落としのパスを入れること。ポストプレーとはほぼ同義だが、3人のコンビネーションでボールを前に進めるのが特徴だ。